ウーバーイーツ（Uber Eats）のバイトは、サービス開始直後は稼げると評判でしたが、今現在の評判はどうでしょうか。
アメリカのサンフランシスコに拠点をおくウーバーイーツが、日本でサービスを開始してから5年ほどが経ちました。日本でも今、ウーバーイーツは多くの人の生活の一部となり、なくてはならない存在になりつつあります。
この記事では、サービス開始から5年が経過したウーバーイーツの現在の評判を紹介していきます。また、これからウーバーイーツバイトを始める人に向けて、稼ぐためのポイントも併せて紹介します。
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目次
ウーバーイーツバイトのポジティブな評判
ウーバーイーツ（Uber Eats）のバイトは、「働く日や時間を自分で決めて働ける」「規則や人間関係に縛られない」「すぐに稼げる」など、自由で柔軟な働き方が評価されています。また、確定申告のやり方を覚えられることから「将来開業を目指す人にちょうどよい」という声もあります。ここでは、このようなポジティブな評判を紹介していきます。
働く日や時間を自分で決めて働けるから自由度が高い
まずウーバーイーツバイトのポジティブな評判として、時間に縛られない自由度の高さが挙げられます。
ウーバーイーツバイトは、自分が働きたいときにUber Driverという専用アプリを起動してオンラインにするだけで仕事が開始できます。
通常のアルバイトであれば、事前に組まれたシフトに合わせてほかの予定を組むことになりますが、ウーバーイーツバイトならほかの予定を中心にして空き時間に働けます。
時間が空いたらすぐ配達を開始できるので、学業や本業との調整を考える必要がありません。
また、急な予定変更で暇になってしまった時間も、ウーバーイーツバイトならすぐに仕事を開始できるので、時間の有効活用ができます。
さらに子どものいる親御さんであれば、急な子どもの体調不良で申し訳ない気持ちを抱えながら、職場へ休みの連絡を入れることも必要ありません。
ウーバーイーツバイトなら、アプリをオンラインにして配達のリクエスト受けていない限り、いつアルバイトを終了しても誰にも迷惑がかからないので、常に気持ちに余裕を持つことができます。
将来開業を目指す人におすすめ
ウーバーイーツバイトは将来開業するための勉強になるとの声もあります。
ウーバーイーツの配達員（配達パートナー）は、通常のアルバイトのように会社に雇用されるのではなく、個人事業主として配達の仕事を請け負う格好なので、一定以上の収入がある場合には確定申告が必要になります。
学生もそうでない場合も、副業にしている場合には年間20万円、本業にしている場合には年間48万円を超える所得がある場合には、自身による確定申告が必要となるのです。
最近ではスマートフォンで確定申告の手続がおこなえるとはいえ、慣れない用語や処理が必要なので最初は戸惑うかもしれません。しかし、将来開業を目指す人にとって確定申告は必須の手続きなので、事前に経験し勉強しておくことは逆にメリットになりえます。
また、自分で事業をおこなうことの醍醐味は、稼ぐための戦略を練り、さらにその結果がダイレクトに反映されるところです。ウーバーイーツバイトも同様に、いかに多くの配達依頼をもらえるか、いかにより報酬の高い時期や場所で働くのかによって、報酬も大きく変わります。
このように、自分の頑張りが直接報酬に反映されるのは、ウーバーイーツバイトの魅力の1つであり、開業との共通点だといえます。
仕事以外の趣味などと両立できる
ウーバーイーツバイトは、待機時間にゲームなど好きなことができるので、時間を有効活用できてよいとの評判もあります。
ウーバーイーツバイトは、専用アプリをオンラインにしてから配達のリクエストを受けるまで、待機中は基本的に何をしていてもかまいません。そのため、自宅で待機している場合には家事ができたり、屋外で待機している場合には勉強や趣味をしたりと、待機している時間も有効に活用できます。
また、自転車で配達をする場合には必然的に運動をすることになるので、仕事をしながら健康維持のための運動ができて、まさに一石二鳥です。
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会社の規則や人間関係に縛られない
ウーバーイーツバイトは、人間関係の構築がそれほど必要ないので、対人関係が苦手でも働きやすいと評判です。
会社で働くうえでのストレスとしてあげられることの多い人間関係ですが、ウーバーイーツバイトでは人間関係に悩むことなく働くことができます。
先で説明したとおり、ウーバーイーツバイトは個々がそれぞれ個人事業主として働くので、ほかの配達員と人間関係を構築する必要がほとんどありません。
また配達も1人でおこなうので、荷物の受取先や配達先である程度のコミュニケーションは必要となるものの、1人でコツコツ働きたい人に向いています。
さらに、服装や髪型は基本的に制限がなく、会社で働くうえで制限されがちな髪型や服装を自由に楽しむことができます。
急にお金が必要になってもすぐに稼げる
急に金欠になっても、ウーバーイーツバイトならすぐに稼げて助かるという人も多いようです。
ウーバーイーツバイトの報酬は1週間ごとに受け取ることができるので、急な金欠にも働いた1週間後には報酬が受け取れて安心です。
また、普通のアルバイトの場合、もっと働きたいのにシフトを入れてもらえないということもありますが、ウーバーイーツバイトならそのような心配がありません。
自分の働きたい量に合わせて自由に仕事量を変えられるので、友達との旅行や買いたいものも、自分の頑張り次第で叶えることができます。
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ウーバーイーツバイトのネガティブな評判
ウーバーイーツバイトのネガティブな評判としては、「大きく稼ぐのには工夫が必要」「仕事モードへの切り替えが難しい」「すべて自分でやらなければならない」などがあります。
自由に働けるのが魅力のウーバーイーツのバイトですが、その自由さが逆に難しさにつながってしまうこともあるようです。皆がどのような点を難しいと感じているかを知り、あらかじめ対策を考えておくとよいでしょう。
当初に比べて稼げなくなっていて収入も安定していない
ウーバーイーツバイトを長く続ける人のなかでは、以前より稼げなくなったとの評判も出てきています。
日本でウーバーイーツのサービスが開始された当初に比べ、ウーバーイーツの配達員として働く人は大幅に増えました。これによって地域や時間帯によっては、待機している配達員の人数に対して配達の依頼が少なく、仕事が以前より来ないという事態が起きているようです。
また、一部地域では報酬そのものが減額されたことに加え、新しい報酬体系が全国的に導入されたことにより、以前よりも稼ぎにくくなったとの声も上がっています。
ウーバーイーツ側は、平均報酬額はこれまでと変わらないと説明していますが、一部報酬の計算式が非公開になったため、効率よく稼ぐためのノウハウが確立しにくくなったのは間違いありません。
配達員の増減や、報酬額の引き下げ、報酬体系の変更などによって稼ぎやすさが大きく左右されるという不安定さが、ウーバーイーツバイトの欠点だといえます。
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仕事とプライベートの切り替えが難しい
ウーバーイーツバイトは、働く時間を自分で決められるからこそ、その調整が難しいと感じる人もいるようです。
ウーバーイーツバイトは、どれだけ働くかを自分で決められる分、自分で仕事量を調節する必要があります。
普通のアルバイトであればシフトが決められているので、渋々でも仕事へ向かうことができますが、その日に働くかどうかを自分で決められるウーバーイーツバイトの場合、人によってはついつい自分に甘えてしまいがちです。
反対に、働こうと思えばいくらでも働けてしまうので、ついつい働きすぎてしまう人は、しっかりと自分で休日を決めて休むことが大切です。
稼げる日は配達が大変な日なのでキツイ
雨の日などの報酬がアップする日は、その分配達が大変なようです。
ウーバーイーツバイトには、天候の悪い日や休日などに報酬がアップする仕組みがあります。
もちろんこのような日は稼ぎ時ですが、雨であれば交通上の危険を伴ったり、真夏や真冬であれば猛暑や寒さなどで、配達に通常以上の体力を要したりします。
また、そのような日には家から出たがらない人が多く、注文数が増えて慌ただしくなるうえに、天候の悪さから商品に気を遣うあまり配達に遅れが出ると、クレームのもとになってしまいます。
さらに大型連休などであれば、友人や家族が休んでいるなか働かなければならない（実際には働くかどうかは自分で判断しますが、稼ぎ時なので働きたいと思ってしまう）ので、予定が合わなくなるのも欠点です。
ウーバーイーツバイトで効率よく稼ぐために報酬アップの日を狙う場合は、その分通常の配達より労力を要することを把握しておきましょう。
個人事業主になるのですべてを自分でしなければならない
ウーバーイーツバイトは個人事業主だからこそ、すべてを自分でしなければいけないことに、大変さを感じる人も多いようです。
通常、会社員であれば会社でしてもらえる年末調整も、自分で確定申告をおこなわなければなりません。
また会社員のような健康保険や厚生年金保険もないので、正社員並みの労働をしていても、国民健康保険や国民年金へ加入する必要があります。
この国民健康保険や国民年金は、会社員が加入する健康保険や厚生年金保険に比べて、一定程度の収入までは保険料が高く、また保証も薄くなっています。
また国民健康保険や国民年金には扶養という概念がなく、たとえ収入のない配偶者などであっても、自分で国民健康保険や国民年金に加入し、保険料を支払う必要があります。
さらに配達中の事故に関しては、対人対物賠償責任保険と配達員への傷害補償制度が無料で付いていますが、失業時の補償がないなど、その内容は十分とはいえません。
2021年9月1日からは、労災保険に特別加入できるようになりましたが、手続きは自分でおこなわなければなりません。
また通常、会社員であれば、保険料は全額会社負担なのに対して、特別加入の場合は保険料の全額を配達員が負担しなければなりません。
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ウーバーイーツバイトで稼ぐためのポイント
ウーバーイーツバイトで効率よく稼ぐには、配達員が少なく注文の多い日を狙ったり、周辺エリアの地理を把握するなど、いくつかの工夫が必要です。
これまで紹介してきたウーバーイーツバイトのさまざまな評判をふまえて、これからウーバーイーツバイトを始める人のために、稼ぐためのポイントを3つご紹介します。
配達員が少なく注文の多い日を狙う
雨の日や年末年始などの大型連休は、 外へ出たがらない人が多かったり家で過ごす時間が増えたりするため、ウーバーイーツの注文数は大幅に増加します。
注文数が増えることで配達依頼が増えるだけでなく、このような日は配達員も仕事をしたがらずライバル（同業者）が少なくなるため、報酬アップとなることが多々あります。
配達が忙しく雨の日などは配達が大変ですが、その分ほかの日に同じ時間分働いたときと比べ、確実に多くの報酬を稼ぐことができます。
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待機するエリアを工夫する
ウーバーイーツの配達依頼は通常、商品を受け取るお店から距離が近い配達員へ依頼が入るため、いかに人気のお店の近くで待機するかが重要です。
また、通常より配達手数料が高くなっている地域も、配達員が不足している地域なので需要が高く、依頼が入りやすくなります。
さらに、主に大手チェーン店がおこなっている配送料無料キャンペーンも、そのお店の利用者が増加する要因なので、そのお店の近くで待機する方法もあります。
これらをふまえて待機場所を工夫することで、配達依頼の少ないときでもより多くの依頼を受けられるようになります。
周辺エリアの地理を把握して効率よく配達する
ウーバーイーツで稼ぐコツは、いかに早く配達をこなすかにあるので、配達依頼が入りやすいエリアの地理を十分に把握し、効率よく配達することがカギとなります。
このため普段から脇道を散策したり、目印となりそうなマンションの名前を見たりしておくことで、配達先の住所を見た時点で配達先までの道のりや場所をすばやくイメージできます。
これによってスムーズな配達が可能となり、地理に詳しくない人が同じ時間働くのに比べて、より多くの配達をこなすことができます。
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相変わらず稼ぎやすいが新しい工夫も必要
国内トップクラスの事業規模と自由度の高さからくる働きやすさ、稼ぎやすさは健在です。
報酬体系が変更されて以前よりも大きく稼ぐのが難しくなったという声もありますが、配達員の数が増えた今、できるだけ多くの人に公平な条件のもと働いてほしいというのが運営側の考えなのでしょう。
ウーバーイーツバイトは誰でも簡単に始められるからこそ、どれだけライバルよりも効率よく配達できるか、報酬金額を最大化できるかが攻略のカギとなります。常に新しい情報、稼げるノウハウを探求し、新しい工夫を取り入れていくことで、これまでと同等の高収入を実現することも可能です。
現在、さらにサービス提供エリアが拡大しているウーバーイーツは、今後さらに需要が拡大する業種だといえるでしょう。
