ウーバーイーツで任意保険は必要?加入の必要性やおすすめの保険も解説

ウーバーイーツで任意保険は必要?加入の必要性やおすすめの保険も解説

ウーバーイーツ配達員の任意保険の必要性、他の保険との違いや注意点などを解説します。これから配達員になる方はもちろん、自転車や原付バイクにおすすめの保険を探しているならぜひご確認ください。

車両に乗って料理を配達するウーバーイーツ配達員は、必ずしも事故に遭わないとは限りません。万が一事故に遭えば負傷は避けられませんし、加害者になれば金銭的な負担も重くのしかかるでしょう。自分はもちろん、相手も守るためにも配達中の保険を確認しておくことは重要です。

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目次

ウーバーイーツで利用する車両は任意保険の加入義務がある

ウーバーイーツで利用する車両は任意保険の加入義務がある

ウーバーイーツで利用する車両は任意保険の加入が義務付けられています。そもそもウーバーイーツは車両ごとに必要書類を提出し、承認されなければ配達員として働くことができません。万が一の事故などに備えて保険に加入しておくことは、ウーバーイーツ配達員の義務だといえます。

一方、車両によっては必ずしも任意保険に加入する必要はありません。例えば自転車であれば任意保険の加入義務はなく、提出する書類が少ないこともメリットです。車両ごとに必要となる保険や書類が異なるのは、事故のリスクに差があることが要因だと考えられます。

バイクや軽自動車は任意保険の書類提出が必須になっている

ウーバーイーツでは主に下記の4通りの中から、自身が利用する車両を選択することになります。

  • 自転車・徒歩
  • 原付バイク(125cc以下)
  • 軽二輪車(125cc超~250cc以下)
  • 小型二輪車(250cc超)または軽自動車(その他、一部エリア限定で軽乗用車)

利用できる車両のうち軽二輪車と小型二輪車・軽自動車では任意保険の加入が必須です。自転車や徒歩、原付バイクとは違い、125cc以上のバイクや軽自動車では「貨物軽自動車運送事業」の届け出も必要となります。事業として配達をするなら稼働時間は長くなりますし、自転車や原付バイクと比較して事故のリスクは上がるはずです。本来、事業用ナンバーであっても任意保険の加入は強制ではありません。しかし、事故のリスクを考えてウーバーイーツでは必須とされているのでしょう。

自転車や原付バイクでも万が一に備えて任意保険の加入を推奨

125cc以上のバイクや軽自動車とは異なり、自転車や原付バイクは任意保険への加入が必要ありません。

  • 自転車・徒歩の必要書類:プロフィール写真、身分証明書、キャッシュカード
  • 原付バイクの必要書類:プロフィール写真、身分証明書(外国籍の方)、キャッシュカード、運転免許証、ナンバープレートの写真、自賠責保険証

特に自転車は必要書類が少なく配達員登録のハードルを下げられるのもメリットです。ただし、自転車や原付バイクであっても事故のリスクがまったくないわけではありません。車両に乗って移動するため屋内の仕事より事故のリスクが上がりますし、過去には自転車のウーバーイーツ配達員による死亡事故も発生しています。また、自治体によっては自転車の任意保険加入が義務付けられていることもあります。加入していなくても罰則はありませんが、自転車や原付バイクでも任意保険を検討しておくことがおすすめだといえます。

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ウーバーイーツでは車両を問わず無償の保険を提供している

ウーバーイーツでは車両を問わず無償の保険を提供している

ウーバーイーツでは自社に登録した配達員向けの配達パートナー向けサポートプログラムを提供しています。配達パートナー向けサポートプログラムは配達中の対人・対物はもちろん、配達員の傷害補償を組み合わせた充実した内容となっているのが特徴です。

車両を問わず無償で提供されるため費用もかからず、任意保険に加入していなくても万が一のリスクに備えることができます。ただし、内容や金額、補償対象など任意保険とは異なる点も多いため注意が必要です。

手厚い内容の「配達パートナー向けサポートプログラム」

配達パートナー向けサポートプログラムは1億円を上限として対人・対物を補償します。ウーバーイーツの公式ホームページでは、下記のようなケースが対人・対物補償の適用対象となるとしています。

  • 配達中に歩行者にぶつかって怪我を負わせた場合
  • 商品の受け渡し時に誤って料理をこぼしてしまい、注文者に火傷を負わせた場合
  • 配達中に注文者の自宅や第三者の車両に損害を与えた場合

「配達中の事故」により損害賠償責任を負った場合、基本的には対人・対物補償の対象になると考えてよいでしょう。上限は最大1億円と高額なので、よほど重大な事故でない限り任意保険に加入していなくてもカバーできるはずです。

傷害補償でケガ・入院・手術など全8項目を幅広く補償

障害補償は配達員自身が傷害を負った際に適用されるもので全8項目に細分化されています。

  1. 医療見舞金:必要な医療費を、50万円を上限に補償
  2. 死亡見舞金・葬式費用:最大1,000万円の一時金、上限100万円の葬式費用
  3. 後遺障害見舞金:最大1,000万円の一時金(後遺障害の症状により異なる)
  4. 入院時または入院後稼働不能となった場合の見舞金:60日を上限として、1日あたり7,500円
  5. 配偶者・被扶養者への見舞金(配達パートナー死亡時):配偶者や扶養者(18歳以下)に1人あたり15万円(最大3人)
  6. 後遺障害等級の確定に要する費用:確定に要した費用を実費支給
  7. 入院一時金:ヘルメット装着時2万円、ヘルメット非装着5,000円
  8. 手術一時金:入院・宿泊を要する場合7万5,000円、外来手術3万7,500円

事故による障害はもちろん、入院や手術、配偶者や被扶養者への見舞金など幅広い内容となっているのが魅力です。ただし、任意保険と比較すると限度額などは全体的に抑えられています。

配達リクエストの待機中など補償適用外となるケースがある

配達パートナー向けサポートプログラムは、補償の対象となる期間が定められています。

  • 対人・対物賠償責任の補償:配達中(配達リクエストを受けてから完了するまで、またはキャンセルするまでの間)に生じた事故
  • 自身の傷害補償:配達中(配達リクエストを受けてから完了するまで、またはキャンセルするまでの間)並びに配達を終えてから15分以内の事故

対人・対物と傷害補償はいずれも配達中の事故に対して適用されます。傷害補償は配達を終えてから15分以内にも適用されますが、ウーバーイーツの稼働時間すべてをカバーするものではありません。例えば配達リクエストの待機中や配達エリアまでの移動中に事故にあっても、配達パートナー向けサポートプログラムが適用されないことになります。待機中や移動中などの事故に備える場合は、別途任意保険の加入が必要となってくるでしょう。

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自転車や原付バイクで任意保険に加入するメリット

自転車や原付バイクで任意保険に加入するメリット

自転車や原付バイクで任意保険に加入しておけば、配達パートナー向けサポートプログラムがカバーできない「業務外」のリスクにも備えることができます。配達時間が長い場合は事故のリスクも上がりますし、自宅から配達エリアまで距離があるというケースもあるはずです。任意保険に加入しておけば、配達時間や配達距離に関わらず安心して収入をえることができるでしょう。

また、自宅から配達エリアまでの距離が近い場合などでも任意保険に加入するメリットはあります。自転車や原付バイクを利用して配達するなら、配達パートナー向けサポートプログラムと任意保険の違いを理解しておくことが重要です。

対人・対物・傷害まで高額な補償を受けられる

任意保険は自転車、原付バイクいずれも対人・対物・傷害まで幅広く補償する内容となっています。事故を起こした他人はもちろん、自身の傷害まで補償するのは配達パートナー向けサポートプログラムと同じです。ただし、保険料を支払って加入する任意保険は配達パートナー向けサポートプログラムより高額な補償を受けることができます。

例えば対人・対物賠償責任が1億円以上となっていることも多く、保険によっては限度額が無制限となっていることもあります。また、自身への傷害補償を手厚くできるのも任意保険のメリットです。任意保険なら傷害補償を1,000万円以上とすることも可能ですし、自身に合わせた保険内容を組み合わせることもできます。

相手だけでなく自身の車両などの物損も補償できる

任意保険は対人・対物・傷害に加え、自身の車両などの物損も補償できるという特徴があります。万が一事故が起きれば、相手だけでなく自身の車両も少なからずダメージを受けてしまいます。車両によっては修理費用も高額となりますし、配達を再開するまで時間がかかってしまうはずです。任意保険への加入は、ウーバーイーツで安定して報酬を稼いでいく上でも重要だといえます。

また、ウーバーイーツ配達員の事故は必ずしも相手が存在するとは限りません。雨の日の転倒など、自損事故の可能性も少なからずあるでしょう。任意保険に加入しておけば、自損事故であっても自身のケガだけでなく車両の修理費用を補償することができます。ちなみに、ウーバーイーツの保険でも故意または重大な過失がない限り自損事故で傷害補償が適用されます。

保険によっては弁護士特約やロードサービスも付帯

任意保険はオプションをつけることで、さらに手厚い内容にできるのがメリットです。

  • 弁護士特約:弁護士への相談、委任の費用を補償
  • ロードサービス:事故やトラブルにあった際の車両の引き取り費用を補償

例えば任意保険の主要なオプションとして弁護士特約やロードサービスがあります。保険によっても異なりますが、いずれも低コストでオプションをつけられるのが魅力です。また、対人・対物や傷害補償の限度額を引き上げるなど、自身に最適な組み合わせを選ぶことができます。ただし、補償額の引き上げ、オプションの追加などに比例して支払う保険料も上がっていきます。契約者の事故実態に応じた等級によっても保険料は変わるため、加入する前に費用を確認しておきましょう。

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自身で任意保険を選んで加入する際の注意点

自身で任意保険を選んで加入する際の注意点

2023年現在では、原付バイクだけでなく自転車向けの任意保険も多く提供されています。特に自転車は低額から加入できる任意保険も多く費用の負担を抑えられるのが魅力的です。ただし、自身で任意保険を選んで加入する際は注意しておきたポイントがあります。

アルバイトと比較するとスケジュールや時間を自由に決められるウーバーイーツ配達員ですが、仕事中はあくまで業務中となります。一般的な任意保険では配達中の事故が補償対象外となっている可能性もあるため確認が必要です。また、業務用・業務外で保険を選ぶ際は配達パートナー向けサポートプログラムとの相性も重要となってくるでしょう。

保険によっては「業務用」の申し込みができない

自転車と原付バイクの任意保険は、そのほとんどが一般的な利用を想定した内容となっています。ウーバーイーツで働く際など「業務中」は対象外となっていることが多く、万が一の事故の際に補償が受けられない可能性もあります。自転車や原付バイクは「貨物軽自動車運送事業」の届け出は必要ありませんが、配達中はあくまで業務中にあたると理解しておきましょう。
ただし、業務中であればウーバーイーツの配達パートナー向けサポートプログラムの対象となります。配達エリアまでの移動など、業務外だけをカバーする目的なら日常用の任意保険でも問題はありません。日常用の保険なら格安から選べるため、費用の負担も抑えることができるでしょう。

自身の保険が優先して適用される可能性がある

任意保険に加入している場合、自身の保険が優先して適用される可能性があります。ウーバーイーツの配達パートナー向けサポートプログラムは定期的に改訂されていますが、過去にはウーバーイーツの公式ホームページに下記のように記載されていました。

自身で保険に加入している場合は、自身の保険を優先し配達パートナー向けサポートプログラムは利用できない

2023年現在この文言は削除されていますが、補償を適用するかどうかはウーバーイーツの裁量に任せられます。一般的に自動車の任意保険は2重契約がNGですし、自身の保険が優先される可能性は高いでしょう。業務用の任意保険に加入する場合は、単体で損害賠償と傷害をカバーできるものを選ぶのがおすすめです。

配達の掛け持ちは対象外となる可能性がある

ウーバーイーツは出前館など、他のフードデリバリーサービスと掛け持ちをすることが可能です。配達リクエストの待機時間を減らし、報酬アップに期待できるなど掛け持ちにはさまざまなメリットがあります。ただし、フードデリバリーサービスの掛け持ちでは保険の対象外となる可能性もあります。

自社配達員に向けて保険を提供するフードデリバリーサービスは多いものの、車両が限定されているなど条件はさまざまです。例えばウーバーイーツと比較されやすい出前館は、自転車に限定して自社の保険を提供しています。利用する車両によっても異なりますが、掛け持ちをする場合は業務用の任意保険を検討するのがおすすめだといえます。

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「業務外」のリスクに備えたい方に自転車向け任意保険

「業務外」のリスクに備えたい方に自転車向け任意保険

自転車保険は補償内容を問わず比較的低額から加入できるのがメリットです。自転車保険を提供する企業は多く、種類や内容も千差万別です。保険料の安さで決めるのも間違いではありませんが、加入する前に補償内容やオプション等を確認しておくことが重要だといえます。

自転車保険の内容は、基本的に価格に比例して変わります。個人賠償責任の限度額をはじめ、自身の傷害補償の金額なども加入前に確認しておきましょう。低額で利用でき、業務外のリスクに備えられる自転車保険を2つご紹介します。

PayPayほけん│月額140円(税込)から加入できる

PayPay保険サービス株式会社が提供する「PayPayほけん」は、月額140円(税込)から加入できる手軽さが魅力です。保険料はPayPay残高を利用して支払える他、決済額の1%がPayPayポイントとして還元されます。

死亡・後遺傷害など自身の傷害に対する補償額は高いとはいえません。ただし、賠償責任は最低でも1億円が補償されますし、契約者の加増も補償対象となるなど充実した内容となっています。契約は1年単位ですが途中解約もできるため気軽に利用できるのもメリットです。

補償内容(自転車)お手軽プラン(税込)
140円/月
基本プラン(税込)
180円/月
安心プラン(税込)
250円/月
死亡・後遺傷害100万円300万円
入院保険金日額×3,000円5,000円
通院保険金日額×1,500円2,500円
賠償責任
※家族全員を補償
1億円3億円

au損保「Bycle」│個人賠償責任補償が2億円以上

au損保保険株式会社が提供する「Bycle」は補償内容の手厚さが魅力です。

個人賠償責任は2億円または3億円と高額ですし、すべてのプランに示談代行サービスと自転車ロードサービスも付帯します。パンクや故障など、車両のトラブルにも備えたい方におすすめの自転車保険だといえるでしょう。

補償内容等
(本人タイプ)
ブロンズコース(税込)
340円/月
シルバーコース(税込)
590円/月
ゴールドコース(税込)
1,130円/月
死亡・後遺障害500万円800万円4800万円
ヘルメット着用中死亡100万円
入院一時金
(3日以上の入院)
4万円10万円
入院保険金日額(日)8,000円1万2,000円
手術保険金4万円または8万円6万円または12万円
通院保険金日額(日)2,000円4,000円
個人賠償責任2億円3億円
示談代行サービス
法律相談費用5万円
弁護士費用等300万円
自転車ロードサービス50キロメートル、年間4回まで無料搬送

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二輪車でリスクに備えるなら「業務中」対応がおすすめ

2輪車でリスクに備えるなら「業務中」対応がおすすめ

自転車より事故時のリスクが高くなる原付バイクは、業務中に対応した任意保険を選ぶのがおすすめです。業務中に対応した任意保険は数が少なく、保険料も決して安いとはいえません。ウーバーイーツの保険でも対人・対物・傷害はカバーできるため、必要性を感じない方もいるでしょう。

ただし、事故を起こして相手を死亡させてしまった場合は、損害賠償が1億円を超える可能性は十分あります。また、自身の傷害や物損を補償する意味でも、業務中に対応した任意保険がおすすめだといえます。

2りんかん│弁護士特約やロードサービスも付帯

全国チェーンのバイク用品専門店「2りんかん」では、業務用に対応した独自の任意保険を提供しています。車両タイプごとに3つの保険プランが用意されていますが、原付バイク・二輪車いずれも共通で下記の補償が適用されます。

  • 対人・対物保険(無制限)
  • 対物超過修理費用補償特約
  • 弁護士費用特約(自動車事故型)
  • レンタカー費用等不担保特約
  • ロードアシスト(自動セット)※24時間365日対応

バイク用品専門店らしく、車両に焦点を当てた補償内容となっているのが特徴です。さらに、保険料は上がりますが搭乗者傷害や人身傷害保険のあるプランも用意されています。年間保険料は原付バイクでも2万3,120円(税込)~11万3,190円(税込)と安くはありませんが、備えを万全にしたい方にはおすすめです。なお実際の保険料は車両のグレードなどによっても異なるため、加入前に確認しておきましょう。

125cc以下の二輪車ならファミリーバイク特約が選べる

125cc以下の二輪車であれば、ファミリーバイク特約で業務中の事故が補償される可能性もあります。ファミリーバイク特約は自動車保険に付帯する特約の1つで、下記のようなメリットがあります。

  • バイク保険に加入するよりも保険料が安い
  • 補償対象の運転者の範囲が広い
  • 利用しても等級に影響しない

例えば損保ジャパンや三井住友海上のファミリーバイク特約は、業務中など契約時の設定とは異なる利用でも補償が適用されるとしています。ファミリーバイク特約は保険料も安く、一般的なバイク保険の半額以下で利用できるのもメリットです。保険会社によっては複数のファミリーバイク特約を提供していることもあるため、保険料とともに確認しておきましょう。

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車両を問わず「業務中」の補償なら低額から拡充可能

車両を問わず「業務中」の補償なら低額から拡充可能

業務中の補償を拡充させるだけなら任意保険以外の選択肢も存在します。ウーバーイーツなど多様な働き方が浸透する中で、働き手をサポートする企業やサービスを増加してきました。

ウーバーイーツ配達員は個人事業主となるため、フリーランスを対象とした保険にも加入することができます。会員登録など一定の条件はあるものの、無料または低額で加入できる業務用の保険は意外と多いものです。ウーバーイーツの補償内容だけでは不安だと感じているなら、フリーランス向けの保険への加入を検討するのがよいでしょう。

「フリーナンスあんしん補償Basic」は無料で加入できるのが強み

フリーランス向けのサービスを提供するFREENANCE by GMOでは、登録会員に向けて「フリーナンスあんしん補償Basic」を提供しています。例えばウーバーイーツ配達中の事故なら「業務遂行中」として最大5,000万円の補償を受けることができます。

自身の傷害に関しての補償はありませんが、無料の会員登録だけでウーバーイーツの保険を拡充できるのが魅力です。なお、有料会員になるとより補償範囲の広い「フリーナンスあんしん補償」を利用することもできます。

補償内容1事故あたりの
補償限度額(税込)
期間中の限度額(税込)自己負担額(税込)
業務遂行中5,000万円なし0円(なし)
仕事の結果(PL責任)の補償5,000万円5億円
受託財物の補償100万円なし

「傷害補償付きベネフィットプラン」は有料だが充実した内容

フリーナンスよりさらに補償を拡充したい場合は、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の提供する「傷害補償月ベネフィットプラン」を検討してみましょう。このプランはウーバーイーツと協賛して作られており、傷害補償や福利厚生などを組み合わせた充実した内容となっています。年会費は最低でも1万円(税込)となりますが、個人賠償責任や所得補償など幅広いオプションが選択できます。

「傷害補償付きベネフィットプラン」概要(税込)
年会費1万円
傷害補償入院:日額1,000円、通院:日額500円(自動付帯)
WELBOX健康診断や人間ドッグ、映画やレジャーの優待(自動付帯)
オプション個人賠償責任補償、所得補償制度、報酬等トラブル弁護士費用保険「フリーガル」、会計税務や法務相談など

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さらに補償を充実させたいなら労災への加入も検討

さらに補償を充実させたいなら労災への加入も検討

2021年9月より、ウーバーイーツなどで働くフードデリバリーサービス配達員は労災(労働者災害補償保険)に加入できるようになりました。「国家の保険」ともいわれる労災は個人の傷害を手厚い内容で補償してくるのが魅力です。

ただし、労災に損害賠償などは含まれないため基本的には任意保険などとの組み合わせが必要です。また、個人事業主として働くウーバーイーツ配達員は、労災の保険料を自分で支払う必要があるなど注意点もあります。

補償内容が手厚く他の保険にはない「休業補償」もある

ウーバーイーツ配達員などの個人事業主は、「特別加入」という制度を利用して労災保険に加入します。特別加入では申し込みの手続きなどを自身でおこなう必要がありますが、補償内容は通常の労災と変わりません。

  • 療養補償給付(入院費を実費で補償)
  • 休業補償給付(休業4日目以降、1日ごとに給付基礎日額の60%相当を支給)
  • 障害補償給付(認定される障害等級に応じて支給)
  • 傷病補償年金(1年6か月以上の不完治、傷害に対して給付・一時金を支給)
  • 遺族補償給付(遺族に対する生活補償として支給)
  • 冠祭料(冠祭を実施するための費用として支給)
  • 介護保障給付(補償年金受給者および、一定の等級の方に支給)

労災に加入すると、上記のように負傷・疾病で働けなくなった際に医療費などの補償を受けることができます。療養補償給付は必要な治療を無料で受けられるなど、補償の内容は他の保険と比較にならないほど手厚いものです。また、負傷・疾病で働けなくなった際は、休業4日目以降から1日ごとに一定の休業補償が給付されます。万が一働けなくなった際のリスクを考えると、専業や家族がいる方は加入を検討するのがおすすめだといえます。

労災は掛け金が自費となるので加入前に確認

労災の特別加入では、掛け金(保険料)は全額自己負担となります。掛け金は最低3,500円(税込)から2万5,000円(税込)の16段階に分けられた給付基礎日額を基に算出されます。

年間保険料=保険料算定基礎額(給付基礎日額×365)×保険料率(1.2%)

例えば給付基礎日額を8,000円(税込)とした場合、保険料算定基礎額 (給付基礎日額×365)は292万円(税込)となり、年間保険料は3万5,040円(税込)となります。給付基礎日額は自身の所得水準を基にして決めるのが一般的です。ただし、ウーバーイーツ配達員は収入が安定しない可能性も高く、給付基礎日額を決めるのが難しいかもしれません。労災の申請をおこなう特別加入団体によっては事前の相談もできるため、加入する前に確認しておきましょう。

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任意保険に加入すれば万が一の事故に備えられ安心して働ける

任意保険に加入すれば万が一の事故に備えられ安心して働ける

自転車や原付バイクは任意保険の加入が必要なく、ウーバーイーツ配達員に登録するハードルを下げられるというメリットがあります。短時間の副業や、お小遣い稼ぎならウーバーイーツが提供する保険だけでも十分かもしれません。

ただし、内容によってはウーバーイーツの保険でカバーできないこともありますし、業務外に事故に遭えば金銭面の負担も大きくなるでしょう。万が一に備えるなら、自転車であっても任意保険に加入しておくのがおすすめです。業務中・業務外の違いを含め保険の種類は幅広いため、補償内容や費用を含めて検討するのがよいでしょう。


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