ウーバーイーツとDiDi配達員を比較|それぞれのメリットや報酬の違いを解説

ウーバーイーツとDiDi配達員を比較|それぞれのメリットや報酬の違いを解説

ウーバーイーツとDiDiフードそれぞれの配達員を比較し、押さえておくべきポイントを取り上げました。

本記事でわかること

  • ウーバーイーツとDiDiフードのサービス比較
  • 両サービスにおける配達員の特徴とメリット
  • 報酬体系と計算方法の違い
  • インセンティブ報酬の違い

いずれも配車アプリをルーツとし、時流に乗った戦略ビジネスを手掛けるウーバーイーツとDiDiフード。かつて東京都に上陸したウーバーイーツと大阪府発祥のDiDi フードでは、サービス内容や報酬システムにも興味深い特徴が見て取れます。

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【ウーバーイーツとDiDiフード】サービスの比較一覧

【ウーバーイーツとDiDiフード】サービスの比較一覧

以下に、ウーバーイーツとDiDiフードの運営会社・サービスの概要を比較しました。

比較項目ウーバーイーツDiDi フード
運営会社Uber Japan株式会社DiDiフードジャパン株式会社
サービス開始年月2016年9月2020年6月
対象エリア全国宮城県、静岡県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、広島県、福岡県、沖縄県
登録店舗数約15万店舗(2022年1月時点)非公開
ユーザー数約320万人(2020年6月時点)非公開
営業時間9:00〜24:00(エリアごとに異なる)8:00〜25:00
支払い方法・代金引換(現金払い)
・クレジットカード
・デビットカード
・プリペイドカード
・オンライン決済
(LINE Pay/PayPay/Apple Pay)
・Uber Cash
・Uber ギフトカード
・代金引換(現金払い)
・クレジットカード
・デビットカード
・オンライン決済(PayPay)

ウーバーイーツは、加盟店・配達件数ともに業界随一のフードデリバリーの代表格です。配達エリアが全国区と、宅配網が他サービスよりも充実しているため、圧倒的な知名度と利用率を誇ります。ウーバーイーツのプラットフォームビジネスは、「出前×AIによるユーザー体験」の成功例として、利便性の高いシステムを強みとしています。

一方、DiDiフードの運営元はウーバーイーツと同じく、ライドシェアサービスを発端とする中国系企業です。2020年6月に大阪で事業開始後は、ウーバーイーツなどの強豪に対する新勢力として、西日本を中心にサービス網を広げてきました。DiDiフードは後発ながら、豊富なキャンペーンをはじめ、全てのユーザー(注文者・飲食店・配達員)に対するサポート体制に定評があります。

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【ウーバーイーツとDiDiフード】配達員のメリット

【ウーバーイーツとDiDiフード】配達員のメリット

ウーバーイーツとDiDiフード配達員の特徴・違いは、次の通りです。

比較項目ウーバーイーツDiDi フード
雇用形態業務委託業務委託
年齢/資格18歳以上(高校生含む)18歳以上(高校生不可)
研修制度なしオンライン研修あり
配達報酬完全出来高制完全出来高制
現金対応選択可必須
配達バッグ自前・併用可専用バッグを推奨(他社製の場合は補償適用なし)
服装/髪型自由(常識の範疇による)自由(常識の範疇による)
配達車両・自転車
・原動機付自転車(125cc以下)
・バイク(125cc超)
・軽貨物車両
・自転車
・原動機付自転車(125cc以下)
・バイク(125cc超)
・軽貨物車両
保険/補償制度・対人/対物賠償責任
・傷害補償
(自動加入)
・対人/対物賠償責任
・傷害補償
(自動加入)
給料(報酬支払い)日毎週水曜日毎週水曜日

以下では、両サービスの配達員として働くメリットや強みについて解説します。

ウーバーイーツ:知名度と人気が後押し

ウーバーイーツの3大メリット

  • 安定した配達件数と認知度の高さ
  • 地方でも高報酬(高時給)を達成しやすい
  • インセンティブの比重が大きい

LINE株式会社は2020年12月、LINEユーザーを対象にした「出前/デリバリーサービスの現状と今後について」の調査で、ウーバーイーツが「認知率97%・現在利用率7%・利用経験率13%」だったと公表しました。

出前/デリバリーサービスの現状出典:「出前/デリバリーサービスの現状と認知度」LINE株式会社

知名度No.1のウーバーイーツは、加盟店に大手飲食チェーンや人気レストランなどが幅広く名を連ねています。依頼件数の分母が大きいため、配達パートナーはスキマ時間を利用してオファーを受け続けることが可能です。ウーバーイーツの高い案件数は、配達回数に応じて追加される「クエスト」を達成する上でも好都合。これらのインセンティブの比重が大きくなるように稼働することで、都市圏外でも高報酬を実現することができます。

DiDiフード:配達員不足で需要増も

DiDiフードの3大メリット

  • 新規エリア拡大中のため配達員需要が高い
  • パートナーハブを拠点とした交流・相談が可能
  • 業界最高水準の保険・補償制度

DiDiフードは2022年現在、配達エリアが西日本などに限られていますが、今後は東~北にも随時拡大していく見通しです。すでに大阪の激戦区などでは配達員の不足が見られるものの、対象エリアが広域になっていくにつれて需要が顕著になるでしょう。右肩上がりのサービスゆえに、稼働した分だけの恩恵がしっかりと受け取れる点にも期待できます。

また、DiDiフード屈指のサポート体制は多方面に及びます。第一に、パートナーハブ(サポートセンター)での直接相談や、配達パートナー同士のイベント交流ができることです。第二は、こちらも業界最高レベルと評される保険・補償制度にあります。DiDiフードでは、リクエスト受付~配達完了までの間、ウーバーイーツを上回る補償内容が適用されます。

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【ウーバーイーツとDiDiフード】配達員の基本報酬

【ウーバーイーツとDiDiフード】配達員の基本報酬

下記の表は、インセンティブを除く配達員報酬を取りまとめたものです。

比較項目ウーバーイーツDiDi フード
平均時給1,000円~1,500円800円~1,200円
受取料金非公開150円(自転車は140円)[※1]
受渡料金非公開150円[※2]
距離料金非公開50円/km(自転車は45円/km)[※3]
配達調整金額非公開
手数料10%無料
(2022年4月時点)

[※1][※2][※3]大阪府・兵庫県・福岡県の報酬モデル

ウーバーイーツは2021年5月に新料金制へと移行したのち、各配送料の内訳はブラックボックスとなりました。それらを踏まえ、本項では両サービスにおける報酬システムのポイントを解説します。

ウーバーイーツ:AIによる変動制

ウーバーイーツの配達料金の計算式は、以下の通りです。

配送料(①基本金額+②配達調金額)+インセンティブ-サービス手数料

新たな報酬体系では、配達需要に応じて料金を変動させる「ダイナミックプライシング(価格変動制)」が採用されています。改定にあたって、ウーバーイーツは「①基本金額」と「②配達調整金額」の基準を次のように公表しました。

①【基本金額】「配送料」の基準となる項目で、以下3つの条件をもとに算出される

  • 配達に要する予定の時間
  • 配達距離
  • 商品の受け取り場所や届け先が複数あるかどうか

②【配達調整金額】

「基本金額」に上乗せされる項目で、特定の状況において加算される

  • 交通状況が混雑している場合
  • 商品受け取り場所での待ち時間が通常よりも長い場合
  • 配達パートナーの数が少なく、通常よりも配達需要が高い場合

このように、新料金制では配達に掛かる時間・距離・状況(需要)によって、AIが自動的に収益を導き出します。なお、獲得予定の配送料(サービス手数料を控除した金額)は配達リクエストを受ける前に確認することが可能です。

DiDiフード:基本報酬がエリアごとに異なる

DiDiフード配達報酬

(画像引用元:Twitter@DiDi Food for 配達パートナー

DiDiフードの配達報酬は、以下の計算式によって求められます。

配達料金(①受取料金+②受渡料金+③距離料金)+インセンティブ

このうち、ベースとなる「配達料金」は以下3項目の合計値です。

  1. 受取料金…飲食店で料理を受け取る際(ピックアップ)に発生する料金
  2. 受渡料金…注文者に料理を引き渡す際(ドロップ)に発生する料金
  3. 距離料金…ピックアップおよびドロップの距離に応じて加算される料金

DiDiフードでは、大阪府・兵庫県・福岡県などの人口の多い大都市ほど、①~③の配達単価が高くなる仕組みを採用しています。仮に大阪府で稼働をする場合、1件あたりの配達料金は次のように算出されます。

[配達料金のイメージ例]

自転車配達・受取距離1km・受渡距離3kmの場合:
140円(受取料金)+150円(受渡料金)+180円(距離料金)=470円(配達料金)

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【ウーバーイーツとDiDiフード】インセンティブ報酬

【ウーバーイーツとDiDiフード】インセンティブ報酬

続いて、両サービスにおけるインセンティブ報酬の種類を以下に比較します。

比較項目ウーバーイーツDiDi フード
インセンティブ報酬・ブースト
・クエスト
・ピーク料金
・クエスト
・スペシャルクエスト
・ピークタイム料金
・紹介インセンティブ
チップ制度ありあり

ウーバーイーツとDiDiフードともに、インセンティブを活用してより稼げる仕組みが整備されています。基本的に、いずれも受給バランスによって料金が変動する「ダイナミックプライシング」が根底あると考えられています。

ウーバーイーツ:追加報酬は3種類

ウーバーイーツのインセンティブ(プロモーション)は、「1.ブースト 2.クエスト 3.ピーク料金」で構成されています。

1.ブースト(倍率インセンティブ)
注文の多い曜日・時間帯・エリアにおいて、配送料の基本金額を倍増させる仕組み

2.クエスト(回数インセンティブ)
指定期間(数時間~数日間)の配達件数をクリアすることで得られる追加報酬

3.ピーク料金
配達需要が急増した際に、短時間・リアルタイムでマップ表示されるインセンティブ

ウーバーイーツのインセンティブは、雨の日やランチ・ディナータイムなど、配達パートナーの不足事態を解消するために設けられた制度です。

ウーバーイーツ:追加報酬は3種類

DiDiフード: 豊富なインセンティブで戦略的に稼ぐ

対して、DiDiフードのインセンティブは以下の4種類を基本としています。

クエスト
一定期間(月~木・金~日など)の配達ノルマが指定される、ウーバーイーツのクエストと同様の制度

スペシャルクエスト
DiDiフードのサービス拡大に伴い、先行登録者限定で付与される不定期のクエスト

ピークタイム料金
エリア内の注文状況と配達パートナーのオンライン数によって、適宜増額されるインセンティブ

紹介インセンティブ
被紹介者にあたる新規登録者が一定の条件を満たした場合、紹介者に適用されるボーナス制度

DiDiフードはウーバーイーツと同等以上のインセンティブ制度を武器に、キャンペーンなども併用した稼ぎ方が可能になっています。

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ウーバーイーツとDiDiフードを併用しよう

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知名度・実績が先行しているウーバーイーツと、伸び盛りのDiDiフードはともに、世界展開している大手フードデリバリーです。サービス内容や報酬の仕組みを理解したなら、次に両サービスの掛け持ちにトライしてみるのもおすすめ。ウーバーイーツは全国的な高報酬に期待できる一方で、DiDiフードはサービス拡大に伴うキャンペーンに要注目です。


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