出前館の配達員で稼ぐなら直雇用型より業務委託型の方が稼げる

出前館の配達員で稼ぐなら直雇用型より業務委託型の方が稼げる

出前館の配達員で稼ぐなら直雇用型より業務委託型の方が稼げるのでおすすめです。

株式会社出前館が運営する宅配ポータルサイト「出前館」は、Uber Eats(ウーバーイーツ)などの他社デリバリーサービスと同じく配達員として登録し働くことができます。

ただし、多くの他社デリバリーサービスとは異なり、出前館の配達員は直雇用型と業務委託型の2つの契約形態が存在します。

本記事では、出前館配達員の2つの契約形態それぞれの特徴と、なぜ直雇用型より業務委託型の方が稼げるのか解説しています。出前館での配達員登録を考えているなら、最後までお読みいただければと思います。

 出前館の求人募集は提携メディアにて一時停止中

出前館の配達員には直雇用型と業務委託型の2つがある

出前館の配達員には直雇用型と業務委託型の2つがある

出前館の配達員は直雇用型と業務委託型の2つの働き方があります。

直雇用型はアルバイトで、出前館と直接雇用契約を締結して働きます。一方の業務委託型はいわゆる個人事業主で、出前館と業務委託契約を締結して働きます。

直雇用型と業務委託型2つの働き方を提供しているのはデリバリーサービス業界全体でもまだ珍しい取り組みです。この2つでは働き方や待遇などが異なっているため、自分の生活スタイルに合わせて選択することが重要です。

まずは出前館の配達員の直雇用型と業務委託型の違いや特徴を確認してみましょう。

直雇用型(アルバイト)は時給制で働く

出前館の直雇用型(アルバイト)には下記のような特徴があります。

  • 時給制・シフトに沿って働く
  • 拠点に出勤する必要がある
  • 1時間1~2件配達、注文がなければ待機もできる
  • 待機中に別業務をする事もある(ポスティングなど)
  • 制服の着用必須
  • 交通費規定支給・福利厚生充実
  • 配達用の車両・スマートフォンは会社が用意

出前館の直雇用型は店舗ごとに求人が出されており、一般的なアルバイトと同じく時給制・シフト制で働くのが大きな特徴です。1つの店舗(拠点)に籍を置くため決められた時間に出勤する必要はありますが、制服一式はもちろんナビゲーション用のスマートフォンや配達用車両の貸与も受けられます。

条件を満たすことで雇用保険や労働者災害補償保険などへの加入も出来ますし、規定によって拠点までの交通費が支給されるなどもメリットとなります。

出前館の公式ホームページで紹介されている平均的な配達件数は1時間に1~2件で、配達範囲は拠点から半径4キロメートルほどとなります。

経験を積むとポスティングや新規店舗案内などの別業務を任されることもありますが、将来的にはリーダーや正社員のステップアップを目指すこともできます。

直雇用型(アルバイト)は時給制で働く

業務委託型(個人事業主)は成果報酬で働く

出前館の業務委託型(個人事業主)には下記のような特徴があります。

  • 成果報酬制・自分の意志で働く時間を決める
  • 基本的に拠点に出勤する必要なし
  • 1時間の配達数に上限なし
  • 制服の着用なし、帽子のみで服装は自由
  • 事故やケガは自己責任となる
  • 配達エリアは限定される
  • 配達車両・バッグなどは自分で用意

出前館の業務委託型は配達した分だけ報酬が発生する成果報酬型となっているのが大きな特徴です。注文の受注可否は自分で決定するので、配達件数の上限や時間拘束もなく自由に働くことができます。

ナビゲーション用のスマートフォンや配達用車両は自分で用意する必要がありますが、制服は帽子の指定があるのみで服装自由となっているのもメリットです。

1つの店舗(拠点)を中心として配達をおこなうのは直雇用型と同じですが、業務委託型の平均的な配達距離や配達時間は直雇用型より短めに設定されています。

一方、個人事業主であるため直雇用型のように出前館の福利厚生は使えませんし、万が一の事故やケガは基本的に自己責任となります。

 出前館の求人募集は提携メディアにて一時停止中

出前館の業務委託型は業界トップクラスの報酬だから稼げる

出前館の業務委託型は業界トップクラスの報酬だから稼げる

出前館の業務委託型配達員は、公式ホームページ上で「業界トップクラスの高単価と注文数」と紹介されています。

実際に他社デリバリーサービスと比較して基本報酬は高めに設定されているのはもちろん、拠点を中心として配達するシステムなどから稼ぎやすいのは間違いないようです。

続いては、先ほどもご紹介した出前館の業務委託型の特徴などから、稼ぎやすいとされる理由を確認してみましょう。

成果報酬で配達した分だけ稼げる

出前館の業務委託型は、配達件数に応じて報酬が決まる「成果報酬型」となっています。

配達件数に比例して報酬が増えるのは、Uber Eats(ウーバーイーツ)やmenu(メニュー)など知名度の高いデリバリーサービスでも同じです。

しかし、Uber Eatsやmenuが配達距離なども基本の報酬体系に含めているのに対し、出前館の成果報酬は配達件数に応じた金額が決められています。このため、出前館の報酬体系は分かりやすくシンプルになっているのが特徴です。

成果報酬で配達した分だけ稼げる

基本報酬は税込550円~715円で固定

2022年2月時点で、出前館の業務委託型配達員の基本報酬は税込550円~715円となっています。実際の報酬は地域ごとに異なりますが、最低でも配達1件で税込550円は稼げるのです。

他社デリバリーサービスの多くは、基本報酬に距離や配達時間を組み込んでいます。公式ホームページでは具体的な報酬額が公表されていないため、配達をおこなってみなければ実際の報酬は分からないのがデメリットです。

出前館は1件あたりの報酬が明確にされているため、配達件数の目標なども立てやすくなるでしょう。

1件あたりの配達距離が短く稼ぎやすい

出前館の業務委託型配達員は登録した拠点を中心として配達をおこなうため、1件あたりの配達距離が短いのも特徴です。

例えば公式ホームページでは業務委託型配達員の配達距離は1件あたり平均して約1.7キロメートルと紹介されています。

あくまで平均ですので配達距離が1.7キロメートルを超えることもありますが、拠点を中心としたエリアで働くため1件あたりの配達距離は平均して短くなります。

配達距離が約1.7キロメートルの場合は配達にかかる時間も約20分程度と短いので、1時間に2~3件の配達をおこなうことも十分可能です。

1件あたりの配達距離が短く稼ぎやすい

基本報酬が最大2倍稼げる「ブースト」など各種インセンティブも充実

出前館では基本報酬が最大2.0倍となる「ブースト」など各種インセンティブが提供されています。

ランチ&ディナータイムや休日などに発生するブーストは基本報酬に倍率加算されるもので、最大2.0倍の場合は1件の配達でも税込1,000円以上の報酬を受け取ることが可能です。

その他のインセンティブは基本報酬に加算されるもので、定期的に実施されるキャンペーンなどが代表的です。

キャンペーンはこれから業務委託型配達員を始める方限定となっていることが多く利用が難しいですが、ブーストは出前館の配達アプリにも表示されるため活用しやすいといえます。

独自の受注システムで配達に取り組みやすい

出前館の注文は、スマートフォンから受注をした配達員に割り当てられる「早押し式」となっています。また、注文を受けた段階で、商品の受取り店舗と配達先の住所まで表示されるのが特徴的です。さらに、受注は最大4件待ちにすることができるため連続しての配達も比較的おこないやすいのではないでしょうか。

menuなど早押し式を採用しているデリバリーサービスはほかにもありますが、配達先の住所表示なども含めると出前館の受注システムは配達員目線で作られた独自のものであるといえます。

 出前館の求人募集は提携メディアにて一時停止中

出前館の業務委託型は月間100万円を稼ぐ配達員もいる

出前館の業務委託型は月間100万円を稼ぐ配達員もいる

出前館の公式ホームページでは、2020年の10月頃から本格的に活動し月間100万円を稼いだ業務委託配達員のインタビューが掲載されています。

月間100万円を稼いだ業務委託配達員の場合はブーストやインセンティブを最大限活用した結果でしょうし、2022年現在も継続して報酬を維持しているかは分かりません。しかし、月間100万円は難しくても、業務委託型なら直雇用型以上の収入を狙うことも十分可能なのです。

首都圏なら配達1件最大1,980円稼げる

出前館の基本報酬は都道府県別に設定されているのが基本で、東京都など人口の多い首都圏ほど最高額である税込715円となっている店舗(拠点)も多くあります。

首都圏の場合はキャンペーンの対象地域となることも多く、例えば2022年1月は税込1,980円と高額な報酬実績がありました。

常に税込1,980円を狙うことはできませんが、ランチ&ディナータイムや休日に発生するブーストは比較的活用しやすいので首都圏など基本報酬が高額な地域なら1時間税込1,000円以上は狙いやすいはずです。

地方でも直雇用型以上の報酬を狙える

地方でも直雇用型以上の報酬を得るのはそれほど難しくありません。

首都圏に比べると、地方の出前館の基本報酬は低く設定されています。例えば極端な例ですが、沖縄や北海道は出前館公式ホームページに掲載されている求人すべてが税込550円~となっています。

首都圏の基本報酬と比べてしまうと確かに安いのですが、地方であっても基本報酬が最大2.0倍になるブーストはありますし、拠点を中心とするため配達距離が短いなど首都圏と同じメリットがあります。1時間に2件~3件の配達をおこなえば、直雇用型以上の報酬を得ることも十分可能です。

 出前館の求人募集は提携メディアにて一時停止中

出前館の業務委託配達員で稼ぐポイント

出前館の業務委託配達員で稼ぐポイント

出前館の業務委託配達員は、受注が多く報酬も高い首都圏の方が、高額な報酬を得やすいといえます。また、決められたエリアで配達をおこなうため、土地勘があるなら早く配達をおこなえるバイクを利用するのもおすすめの方法です。さらに、業務委託配達員でより多く稼ぐには、出前館の報酬や受注システムを理解しておくことが重要です。

ブーストやキャンペーンを活用すると稼げる

すでにご紹介している通り、出前館の基本報酬はランチ&ディナータイムや休日に発生するブーストで最大2.0倍となります。最大2.0倍となることは多くはありませんが、TwitterなどのSNSでは1.1倍~1.4倍程度のブーストは頻繁に報告されています。

ブーストは土日祝日と11:00~12:59などのランチ&ディナータイムに発生することが多いのですが、拠点ごとに発生状況は異なるため慣れも必要です。

また、出前館は注文者用のアプリで定期的に半額や値引きキャンペーンを実施しており、一時的に特定の店舗で注文が増えることもあります。積極的に高額報酬を狙うなら、注文者用の出前館アプリもこまめにチェックするのがおすすめです。

現金払いを選択して受注率アップ

出前館は現金払いのオーダーを受注すると、事前決済のみのときと比較して配達エリア内での受注率がアップします。

出前館の業務委託配達員は事前決済のみ受注するか、現金払いも含めて受注するかを選択できます。現金払いは釣銭を自身で準備しなくてはならず、原則当日の22:00までに拠点での清算が必要など手間も増えてしまいます。しかし、全体的な受注率が増えるため、現金払いの割合が多く注文数が安定しない地方などでは報酬アップにつながります。

事前決済のみのオーダーで報酬が伸び悩んだら、現金払いの受注も選択肢に入れてみましょう。

現金払いを選択して受注率アップ

積極的なコミュニケーションで報酬アップ

出前館の公式ホームページに掲載されている業務委託配達員のインタビューでは、身だしなみやお客様とのコミュニケーションも重要だと紹介されています。

拠点を中心として活動する以上、配達を重ねるごとに顔見知りとなるお客様も増えてくるはずです。自分が必ず常連のお客様の対応をするとは限りませんが、同じエリア内での受注が増えることで最終的に注文数の増加や報酬アップへとつながるのではないでしょうか。

また、出前館の業務委託配達員は拠点に出勤する必要はありませんが、拠点スタッフへの相談などは推奨されています。拠点スタッフは配達トラブル時のサポート業務が中心となりますが、日頃からコミュニケーションを重ねておけば配達に関する情報交換もスムーズになるでしょう。

 出前館の求人募集は提携メディアにて一時停止中

出前館の配達員は報酬も注文数もトップクラスだから稼げる

出前館の業務委託型配達員は報酬も注文数もトップクラスだから稼げる

出前館の業務委託型配達員は、配達件数に応じた報酬金額があらかじめ決められています。拠点を中心として短い配達をおこなうので1時間あたり2件~3件以上の受注も可能ですし、業界トップクラスの注文数で働きやすいのもメリットです。

さらに本文中でご紹介したブーストなどの各種インセンティブを利用すれば、出前館の直雇用型の収入はもちろん、他社デリバリーサービスの報酬を超えて稼ぐことも難しくありません。

デリバリーサービスで稼ぐなら、メリットの多い出前館の業務委託型配達員に登録してみてはいかがでしょう。

UberEatsや出前館、menu、Wolt、DiDifoodや
ピザーラ、ピザハット、銀の皿、ケンタッキー、マクドナルドなど
全国25000件以上の求人を検索!
デリバリー配達員の求人検索なら「デリバリーバイトNAVI」