ウーバードライバー 仕事内容 について解説します。2024年4月からライドシェアが条件付きで始まり、ウーバードライバーに興味をお持ちの方も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、ウーバードライバーの仕事内容や登録方法など基礎的なことから、ウーバードライバーのメリット・デメリットまで詳しく解説しているので最後までお読みください。
目次
ウーバードライバー (運転手)とは?
ウーバードライバーとは、ウーバーアプリに登録をしているライドシェアドライバーのことです。
ライドシェアとは、日本では2024年4月から解禁された、一般のドライバーが運賃をもらって乗客を運ぶサービスで、ライドシェアドライバーになるために普通自動車第二種免許は必要ありません。
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
ウーバードライバー の仕事内容とは?稼げる?やり方・アプリの登録方法・使い方も紹介
スマホでライドシェアのタクシーを呼べるサービス
Uberは、スマホのアプリでタクシーを呼べるサービスのことです。
利用者はアプリを使い、エリア内の近くにいるタクシーを現在地まで呼ぶことができます。
利用には、名前やクレジットカードなどの個人情報の登録が必要です。
ウーバードライバーは、依頼が発生したらUberアプリで受け付け、依頼者の元へ迎えに行きます。
その際、依頼者の現在地はアプリにセットされており、アプリがナビゲートしてくれます。
依頼者を目的地まで運び、任務完了です。
運賃はあらかじめアプリ上でクレジットカード決済されており、目的地でのお金のやり取りはありません。
ウーバードライバーは2009年にアメリカで誕生
ウーバードライバーは、2009年にギャレット・キャンプとトラヴィス・カラニックが立ち上げたライドシェアリングプラットフォームです。
「タクシーを使うより、一般人が運転する車を時間制でシェアさせてもらえばコストを抑えられる」とキャンプが気付いたことがきっかけです。
このアイディアをもとに、スマートフォンアプリでドライバーと利用者をマッチングさせることで、現在のUberとなりました。
Uberは現在、ライドシェア市場でシェア70%以上を持つ世界最大のライドシェアリングプラットフォームとなっています。
ウーバードライバー 仕事内容 はタクシードライバーなどの職業とほとんど同じ
仕事の内容は、タクシードライバー同様、お客さまを迎え、運賃をいただき目的地まで送り届けることですが、タクシーのように幹線を流し運転する必要はなく、乗務依頼はUberアプリから受け付けます。
始業から終業までの流れは主に以下の通りです。
- 就業エリアにてオンラインで就業前点呼を受ける
- 依頼が発生したら、専用アプリで受け付け、お客さまの元へ向かう
- お客さまの目的地はあらかじめ専用アプリにセットされており、ナビに従い目的地に向かう
- 1日の業務が終了したら、オンラインで退勤連絡をして帰宅する
なお、支払いは事前にアプリ上で終了しているため、降車時にお金のやり取りは発生しません。
ウーバードライバー 仕事内容 海外でも同じ?どのくらい収入を得ている?
海外では、Uberドライバーは自分の好きな時間に働ける仕事として、副業だけではなく本業とする人も増加しています。
なぜ海外ではライドシェアの需要が高いのか、また海外のウーバードライバーはタクシーよりも稼げるのか解説します。
海外ではライドシェアの需要が高い
海外でライドシェアの需要が高い理由は2つあります。
1つめは、海外、とくにアメリカの場合、タクシードライバーの社会的信用が低いという事情があります。
タクシードライバーが、乗客に対して罪を犯すことも珍しくありません。
その点、Uberでは利用料金も事前に分かり、またドライバー評価システムがあるので、配車時に顔、年齢、性別がアプリで確認できます。そのため、タクシーよりも安心して利用できるのです。
もう1つは、Uberはスマートフォンのアプリで簡単に利用できる点があげられます。
アプリ1つで近くの車を呼べる手軽さと、先述したように利用料金やドライバーの評価が分かる安心感から需要が増えています。
海外のウーバードライバーの収入の目安
米国のウーバードライバーの年収は、兼業ドライバーで平均17,863ドル、専業ドライバーで平均44,094ドルです。
アメリカのタクシードライバーの平均年収が28,450ドルであることと比較すると、専業のウーバードライバーの方が年収が高いことになります。
しかし、ウーバードライバーは、車両費、燃料費、保険などの必要経費を収入から差し引く必要があります。
必要経費は約20%ですが、それを差し引いても約35,000ドル手元に残るので、やはりタクシードライバーよりも高収入であるといえるでしょう。
参考:コンサルティング&ソリューションズ・インディア「市民権を得てきた米国ライドシェア・サービス」
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日本国内のウーバードライバーの普及エリアについて
日本型ライドシェアでは、営業可能なエリアが東京都、神奈川県、愛知県、京都府の一部と限られています。
2024年6月にエリア拡大について検討するはずでしたが、期限なしの延期となりました。
日本国内でウーバードライバーに対応しているエリア
日本型ライドシェアの対応エリア・時間・タクシー会社を以下の表にまとめました。
【東京都】
エリア | 時間帯 | タクシー会社 |
---|---|---|
特別区・武三交通圏:東京23区・武蔵野市・三鷹市 | 月〜金 7時〜11時 金土 16時〜20時 土 0時〜5時 日 10時〜14時 | 梅田交通グループ 荏原交通(株) 帝都自動車交通グループ 東京無線協同組合 日本交通グループ ヒノデ第一交通(株)など |
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
ライドシェア 東京 の対応エリア・利用方法・報酬・稼ぐポイント・求人まとめ
【神奈川県】
エリア | 時間帯 | タクシー会社 |
---|---|---|
(京浜交通圏: 横浜市・川崎市・横須賀市・三浦市 | 金土日 0時〜6時 16時〜20時 | 神奈川都市交通グループ 三和交通グループ 日本交通グループ ヒノデ第一交通(株) 平和交通グループ 他 |
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
ライドシェア 神奈川県 の対応エリア・料金・利用方法・報酬・稼ぐポイント・求人まとめ
【愛知県】
エリア | 時間帯 | タクシー会社 |
---|---|---|
名古屋交通圏:名古屋市・瀬戸市・津島・尾張旭・豊明市・日進市・愛西市・清須市・北名古屋市・弥富市・あま市・長久手市・愛知郡・西春日井郡・海部郡 | 金 16時〜20時 土 0時〜4時 | 宝交通(株) つばめタクシーグループ 名古屋近鉄タクシー(株) 名鉄タクシーグループ 他 |
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ライドシェア 愛知 の対応エリア・利用方法・報酬・稼ぐポイント・求人まとめ
【京都府】
エリア | 時間帯 | タクシー会社 |
---|---|---|
京都市域交通圏: 京都市(旧京北町区域を除く)・宇治市・長岡京市・向日市・八幡市・城陽市・京田辺市・木津川市・乙訓郡・久世郡・綴喜郡・相楽郡) | 月水木 16時〜20時 火〜金 0時〜5時 金土日 16時〜翌6時 | アオイグループ (株)キャビック 都タクシーグループ (株)モビリティネクスト ヤサカグループ 他 |
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
ライドシェア 京都 の対応エリア・利用方法・報酬・稼ぐポイント・求人まとめ
現時点では対応しているエリアが少ない
現時点で、ライドシェアが許可されているエリアは、先述のように東京都、神奈川県、愛知県、京都府の一部の地域のみです。
エリアだけではなく時間も限定的で、既存のタクシーが不足する時間帯のみピンポイントに許可されています。
また、現時点では一般のドライバーがライドシェアを始めることはできず、許可を受けているタクシー会社に所属するドライバーのみとなっています。
2024年6月には、タクシー会社以外にもライドシェアを拡大するのか、またエリアも拡大するのか議論をすすめるはずでしたが、政府は「法整備も含めて期限を設けず議論していく」と事実上の先送りとなりました。
ウーバードライバー 仕事内容 メリットとデメリット
ウーバードライバーには、既存のタクシードライバーにはないメリット・デメリットがあります。
まだ始まって2カ月のライドシェアですが、その中で分かったメリット・デメリットを以下で説明します。
ウーバードライバーのメリット
ウーバードライバーのメリットは以下の3つです。
- 普通自動車第二種免許は不要
ウーバードライバーになるには、普通自動車第一種免許があればよく、普通自動車第二種免許や運送業許可も必要ありません。
ただし、普通自動車第一種免許を取得後、1年以上経過していることが条件です。 - 乗り慣れた自分の車で仕事ができる
タクシーや社用車ではなく、普段から乗り慣れている自分の車で仕事ができるため、よりリラックスして運転できます。
また、使わなければ維持費がかかる車の有効活用になります。 - 短時間から働けるので、副業にピッタリ
自分の好きな時間や空き時間に短時間から働くことができ、副業に最適です。
ウーバードライバーのデメリット
ウーバードライバーのデメリットは以下の3つです。
- 対応エリアが少ない
先述したように、現時点では、東京都、神奈川県、愛知県、京都府の一部のエリアのみで運用されているので、近くに対応エリアがなければ働くことができません。 - 対応時間帯が少ない
現時点では、タクシーが不足する時間帯に不足分を補う形での運用のため、対応時間帯が少なく、自分の働きたい時間帯に合うとは限りません。 - ドライバーの技術や知識に不安がある
タクシードライバーのように、普通自動車第二種免許を持っていないドライバーがほとんどで、運転技術や車の機構、交通規則に関する知識に不安があります。
登録時に、座学、実学ともに研修を行うタクシー会社がありますが、それでも専門的な訓練を受けた専業ドライバーには劣ると考えられます。
ウーバードライバーの登録方法や始め方
ウーバードライバーとして働くには、Uberのライドシェア応募者用フォームに必要事項を記入して応募し、面談の予約をします。
以下、詳しく解説します。
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
ウーバードライバー 登録 方法は?必要資格・流れ・やり方も紹介
1.Uberのライドシェア応募者用フォームから応募する
まず、Uberのサイトにあるライドシェア応募者用フォームに、氏名、住所、電話番号などの個人情報を記入します。
次に、簡単な質問に回答します。
質問内容は、所有している車や免許について、飲酒の頻度です。
質問には、チェックボックスにチェックを入れて回答します。
Googleフォームなので、Googleアカウントを持っているとより簡単に登録できます。
2.面談の予約をする
応募者用フォームから、リンクされているアドレスをクリックし面談予約ページに移動します。
面談は平日の10:30から18:30までで、完全予約制です。
時間は1人15分以内で電話で行います。
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ウーバードライバー 仕事内容 に関するQ&A
ここでは、ウーバードライバーに関してよくある質問にお答えします。
質問は以下の3つです。
- ウーバードライバーは好きな時間に働けますか?
- ウーバードライバーは自家用車でサービスを提供することはできますか?
- ウーバードライバーがおすすめできない人はいますか?
ウーバードライバーは好きな時間に働けますか?
現時点では、ライドシェアの対応時間は国に決められていて、タクシーが不足する時間帯にその不足を補う形で対応することになっています。
アルバイトやパートと同様に、所属するタクシー会社が指定する時間に働くことになります。
したがって、好きな時間に働くことはできません。
しかし、今後、対応エリアの拡大とともに対応時間も拡大される可能性はあります。
ウーバードライバーは自家用車でサービスを提供することはできますか?
ウーバードライバーは自家用車でもサービス提供することができます。
自家用車での業務なら運転に慣れているため、タクシー会社が提供する車を使うよりも、リラックスして運転できるでしょう。
また、運転しなければ維持費だけがかかるため、使っていない自家用車の有効活用にもなります。
ウーバードライバーがおすすめできない人はいますか?
ウーバードライバーをおすすめできない人は、以下の2つのうちどれかに当てはまる人です。
- 運転が苦手な人・運転に自信がない人
運転が苦手な人や運転に自信がない人にはおすすめできません。
お客さまを運ぶということは、お客さまの身体と生命を預かるということです。運転に自信がない方に、この大切なものを預けることができません。 - 近くにライドシェア運行可能なエリアがない人
先述のように、ライドシェア対応エリアは大都市のごく一部のみなので、近くに対応エリアがなければ、ライドシェアドライバーになれません。
ウーバードライバー 仕事内容 まとめ
ウーバードライバーの仕事内容について解説してきました。
現時点では、一部の地域のみの運用ですが、将来的には運用エリア拡大の可能性も十分あり得ます。
数ある配車アプリの中でも、Uberは参加しているタクシー会社が多いところもメリットです。
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