フードデリバリーサービスであるウーバーイーツは、大学生が収入を得る方法としておすすめです。ウーバーイーツの配達バイトは拘束時間や配達件数の制限が無く、時間や収入の面で大きなメリットがあるのです。
本記事では、大学生がウーバーイーツ配達員をするメリットをはじめ、要件や登録方法などをご紹介しています。報酬の仕組みや注意点も解説していますので、ウーバーイーツ配達員に興味がある方はぜひ最後までお読みください。
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目次
ウーバーイーツ配達員が大学生に向いている5つの理由
注文された料理を迅速に配達するウーバーイーツ配達員は、大学生におすすめしたい働き方の1つです。
大学生が収入を得る選択肢として企業と雇用契約を結ぶアルバイトが一般的です。アルバイトは募集されている業種も幅広く、大学卒業後のスキルを身に着ける場としても活かせます。安定した収入・コミュニケーション能力の向上という面では、アルバイトの方が優れているかもしれません。一方、ウーバーイーツ配達員は収入や働き方などでアルバイトとは異なるメリットが多くあります。
申し込みから登録・配達開始まで短期間で完了
ウーバーイーツ配達員は申し込みから登録・配達開始まで短期間で完了させることができます。通常のアルバイトであれば、問い合わせ・履歴書の作成・面接・合否通知など複数のステップが必要となります。一方のウーバーイーツ配達員は、学歴不問で面接も無く、合否通知の結果を待つ必要もありません。
必要書類のアップロードやサポートとのやり取りはWebやスマートフォンの専用アプリ「Uber Driver」を利用するため手軽です。必要書類が承認されるまでは通常1日~5日程度なので、申し込みから登録・配達開始まで1週間程度で完了させることができます。
講義やサークルなどで忙しい大学生でも、空いた時間で配達員に申し込むことができるでしょう。
配達を始めるための初期費用を抑えることも可能
初期費用を抑えて配達を始めることができるのもウーバーイーツ配達員のメリットです。
ウーバーイーツ配達員は業務委託契約を締結した個人事業主なので、配達に利用する車両や備品は自身で用意する必要があります。アルバイトの場合は企業から備品が支給されるため、ウーバーイーツ配達員の方が費用の負担が大きいように思えます。
しかし、配達員に最低限必要となる備品は配達車両やバッグ、スマートフォンのみです。配達車両やスマートフォンを所持している方は多いでしょうしバッグも低価格で入手することができます。服装の指定などはありませんので、配達員を始めるための初期費用を可能な限り抑えることができるのです。
すき間時間を利用しやすくバイトとの掛け持ちができる
ウーバーイーツの配達員はすき間時間を利用して働けるのもメリットです。
アルバイトであれば事前にシフトを提出しスケジュール通りに働くことが求められます。シフト提出は1か月ごとなど期間が決まっており、職場によっては休日や祝日も働く必要性があるでしょう。
一方のウーバーイーツ配達員はアプリで注文を受け付けて配達するという仕組みのため、自由な時間帯・曜日で働くことができます。ある程度決まった稼働スケジュールを決めるのはもちろん、講義やサークルのすき間時間に働くのも自由です。また、すき間時間を利用して通常のアルバイトと掛け持ちして働く選択肢もあります。
報酬は週1回銀行口座に振り込まれる
配達員の報酬は週1回事前に登録した銀行口座に振り込まれます。前週に働いた分がまとめて支払われるため、金銭的な余裕を作ることができます。
仕送りや奨学金の利用に関わらず、大学生は交際など突然の出費が多いものではないでしょうか。金銭的な余裕が無くなった際、次の給料日まで待つというのはアルバイトの選択肢の1つです。ただしこれは最低限の生活が維持できている場合で、状況によっては金銭的な支援が必要となることもあるでしょう。金銭的な余裕が無くなると本業である学業はもちろん生活に影響が出ることも考えられます。
報酬が翌週に振り込まれるウーバーイーツ配達員に登録しておけば、万が一金銭的な余裕が無くなった際も安心できるのではないでしょうか。
配達件数に応じて報酬が決まるので稼ぎやすい
ウーバーイーツの配達員は配達件数に応じて報酬が決まります。1件当たりの単価は配達状況によって異なりますが、配達件数を増やすことで報酬を多く獲得できます。
報酬は距離や時間によっても変動しますが居住地域の最低賃金を超えることは可能です。また、ウーバーイーツではブーストやピーク料金といった追加報酬も用意されています。ブーストは基本となる報酬を1.1倍・1.4倍などに倍増し、ブーストは特定の条件で基本報酬に追加されます。
このようなウーバーイーツの報酬の仕組みを理解して上手く活用すれば、常に最低賃金以上の報酬を獲得することもできるでしょう。
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要件を満たせば大学生でも配達員として働ける
ウーバーイーツの公式サイトで紹介されている配達員の基本的な登録要件は以下2つです。
- 年齢の要件を満たしていること
- 法的要件を満たしていること
ウーバーイーツの年齢の要件は「18歳以上であること」です。また、法的要件は主に「必要書類のアップロードをすること」が条件となります。
年齢と法的要件さえ満たせば、幅広い方が配達員として登録できます。学歴不問、採用試験無しで手軽に配達員になれるためアルバイトより働く敷居が低いのも魅力です。
18歳以上であれば配達員登録が可能
ウーバーイーツは18歳以上であれば高校生・大学生はもちろん、サラリーマンや主婦でも配達員に登録することができます。また、年齢に上限は無いので高齢者であっても配達員として働くことが可能です。例えば定年退職後の専業・副業としてウーバーイーツの配達員をするという選択肢もあるでしょう。
ちなみに18歳以上となるのは日本国内の場合のみで、国・都市によって年齢の要件は異なります。例えばウーバーイーツの本社があるアメリカを含め、ほとんどの国・都市では年齢の要件が19歳以上となっています。
身分証明書のアップロードも必要だが種類は豊富
配達員に登録するためには、必ず利用する車両ごとに異なる身分証明書のアップロードが必要となります。例えば自転車を利用する場合、アップロードする身分証明書として認められているのは下記3つです。
- 運転免許証
- パスポート
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
上記3点以外で、Web上では「学生証と保険証のセット」で問題無いとする情報もあります。しかし、2022年5月時点で学生証は身分証として使えないこととなっています。メインとなるのは運転免許証ですが、大学生の場合は18歳になったばかりで取得していない方もいるはずです。費用をかけずに身分証を準備したい場合は、無料で申請が可能となる個人番号カード(マイナンバーカード)の取得がおすすめです。
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留学生でも配達員として働けるが追加書類が必要
ウーバーイーツ配達員は留学生でも働けますが、追加書類や労働のルールに注意する必要があります。特に労働のルールは1週間に働く時間が明確に定められている点に注意が必要です。
2020年以降、コロナ渦となってからは外国人留学生の数は大幅に減少しています。一方、2021年時点でも学びの場として日本を選択する留学生は25万人近く存在します。留学生として勉強しつつ日本の環境で働きたいと考えた場合、採用試験が無いウーバーイーツ配達員は選択肢の1つとなるでしょう。
外国籍の方は在留カードやパスポートが必要
留学生など、外国籍の方がウーバーイーツ配達員になるために必要な書類は以下となります。
身分証明書 |
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就労許可の証明 | 【永住者・配偶者・定住者ビザの場合】
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【留学・家族滞在ビザの場合】
| |
【特定活動(ワーキングホリデーなど)】
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身分証明書とともに就労許可の証明など細かく必要書類が定められています。また、2021年12月からは書類のアップロードとともに、パスポートと在留カードの現物確認も必要とされています。
1週間の労働時間は原則28時間以内なので注意
留学生がウーバーイーツの配達員をやる場合、出入国在留管理庁で「資格外活動許可」を得る必要があります。「資格外活動許可」を取得すると1週間に28時間以内に限り配達員として働くことが認められます。
夏休みなど長期休業では1日8時間が上限となり、1週間40時間以内で働くことが可能です。規約で定められた時間を超過して働くと入管法違反となり不法就労状態となってしまいます。
2021年8月25日からは、提出書類の不正・不備によって外国籍の方の配達員の新規登録が一時停止となりました。2022年5月時点でも影響は続いており、一部の地域では外国籍の方の新規登録ができないとされています。登録できる地域であっても、書類の不備が無いように細心の注意を払いましょう。
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ウーバーイーツの配達員バイトで必要となるもの
ウーバーイーツの配達員になるためには下記3点が最低限必要です。
- 配達車両(自転車・原付・バイクや軽車両)
- 配達用バッグ
- スマートフォン
通常のアルバイトは雇用契約を締結した店舗から制服など仕事に必要なものが支給されます。一方、ウーバーイーツ配達員は業務委託契約を締結した個人事業主です。ウーバーイーツと雇用関係は無いため、配達に必要となるものは自分で用意する必要があります。
ただし配達車両やスマートフォンは所持している方が多く、配達用バッグも選び方次第で初期費用を抑える事が可能です。
本項目ではウーバーイーツ配達に最低限必要となるものを確認してみましょう。
配達車両は自転車・バイク・車両などから選べる
ウーバーイーツでは下記3つを配達車両として登録することができます。
- 自転車(徒歩配達/ウォーカー)
- 原動機付自転車(125cc以下)
- 軽自動車やバイク(125cc超)
自転車と原動機付自転車は(125cc)以下は既に所持している車両を登録することができます。一方、軽自動車やバイク(125cc超)の場合は運輸支局で申請をおこない事業用ナンバーを取得する必要があります。例えば125cc超のバイクは緑ナンバー、軽自動車の場合は黒ナンバーである必要があります。
初めて配達員として申し込みする場合は、申請が手軽な自転車を登録するのがおすすめです。自転車は徒歩配達/ウォーカーと兼用となっており、対象地域であれば事前申請は不要でアプリ上の操作だけで配達方法を変更することもできます。
配達バッグの指定はないが公式で購入がおすすめ
ウーバーイーツでは配達バッグの指定はありません。このため配達員の好みでバッグを選択することが可能です。
例えば大手ECサイトであるAmazon.comや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのサイトでは配達用のデリバリーバッグが販売されています。価格は3,000円(税込)~4,000円(税込)が中心ですが、中には3,000円(税込)以下の低価格バッグも販売されています。
ECサイトで販売されるバッグはデリバリーサービス向けに開発されており、保湿性・機能性など一定の品質が保たれています。容量やデザインも幅広いため、自身の好みのバッグを見つけやすいのがメリットです。
ウーバーイーツのサイトではロゴ入り公式バッグも販売されていますので、配達スタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
スマートフォンは注文のやり取りや報酬受け取りで必須
配達員はスマートフォンの専用アプリ「Uber Driver」を利用して注文をやり取りします。「Uber Driver」は料理の受け取り先や配達先までの地図表示、報酬の管理やサポートとの連絡など様々な機能を備えています。ウーバーイーツ配達員はパソコンなどからマイページにアクセスすればサポートとのやり取りや報酬の管理が可能です。ただし、注文のやり取りには必ず専用アプリとスマートフォンが必要となります。
- Android:Android5.0以上が必要
- iPhone:iOS13.7以降が必要
専用アプリ「Uber Driver」には上記のような要件が設けられていますが、よほど古いスマートフォンでなければ動作に問題はありません。
スマートフォンホルダーやモバイルバッテリーがあると便利
スマートフォンホルダーやモバイルバッテリーなどがあると配達を効率化できます。
注文リクエストを受け付けると、スマートフォンには料理の受け取り先や配達先までの地図が表示されます。地図を頼りに移動する場合、運転中にスマートフォンを手で持ち続けることは危険ですし、自転車であっても道路交通法に違反します。
地図確認のために立ち止まるのも手間なので、スマートフォンホルダーを利用するのがおすすめです。また、配達員として長時間稼働する場合はモバイルバッテリーを携帯するのもよいでしょう。
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Webから簡単に申し込んで配達員登録ができる
冒頭でも触れましたが、ウーバーイーツはWebから簡単に申し込みや登録ができるのが特徴です。また、必要書類のアップロードもスマートフォンでの写真撮影を利用できるのでスムーズです。事前に必要となる書類を準備しておけば、初めて配達員に応募する方でも1週間程度で配達員を目指せます。
ここではウーバーイーツ登録の際に準備する書類と、申し込みから登録の流れを確認します。
事前に準備する必要書類を確認
ウーバーイーツで必要となる書類は、以下のように登録する車両により異なります。
自転車 |
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原動機付自転車(125cc以下) |
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軽自動車やバイク(125cc超) |
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自転車は必要書類が身分証明書とプロフィール写真の2点のみで、利用できる車両の中では最も手軽に登録ができます。一方、軽自動車やバイク、原動機付自転車であっても身分証明書は運転免許証であることが条件です。車両の選択に迷ったらとりあえず必要書類の少ない自転車で登録しておくのがおすすめです。
この他に、報酬を受け取るための銀行口座情報と、本人名義のキャッシュカードの写真アップロードも必要となります。
申し込みから登録まですべてWebで完結
ウーバーイーツの申し込みの大まかな流れは下記となります。
- 公式サイトまたはアプリで配達員に応募
- 送付されてきたメールから登録ページにアクセス
- 車両を選択し必要書類のアップロードをおこなう
- 「Uber Driver」をダウンロードしログイン
- 承認されたら配達員として稼働開始
配達員への応募は名前やメールアドレス、電話番号などの情報を入力して送信するだけです。電話番号でのSMS認証後、送付されてきたメールなどから応募ページにアクセスします。
応募ページでは登録する車両を選択し、必要書類をアップロードしましょう。アップロードされた書類の承認には1~5営業日程度かかるとされているため、応募から配達開始まで1週間程度を見込んでおくとよいでしょう。
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ウーバーイーツは説明会がないので公式サイトやサポートで確認
ウーバーイーツでは配達員向けの説明会などは実施していません。2020年3月以前は全国に点在するパートナーセンターで配達に関する説明を受けることも可能でした。しかし、コロナの対策の一環として全国のパートナーセンターが休止となって以降、説明会はもちろんトラブル時の対応などもすべてチャットや電話を利用する仕組みとなっています。
チャットや電話でのサポートWebやアプリを利用できるため慣れてしまえば難しくはありません。また、ウーバーイーツの公式サイトで配達員の基本情報やトラブルの対処法なども確認できます。
公式サイトでウーバーイーツの配達の基本を確認
ウーバーイーツの公式サイトでは「Uberでの配達の基本」として下記のような配達員向けの情報が公開されています。
- 「お仕事を始める前に」配達の準備や安全確保について
- 「配達する」Uberアプリを利用した配達の基本情報
- 「売り上げ」ウーバーイーツの報酬の仕組みなど
- 「評価、コミュニティ、その他」アプリを利用している他の配達担当者からの評価
例えば「お仕事を始める前に」では先輩配達員の使うツールやサポート情報が紹介されています。また、「配達する」を見ることでアプリを利用した基本的な配達の流れを確認できます。「Uberでの配達の基本」を確認すれば、配達員としての基礎知識を身に着けることができるはずです。
専用アプリからはチャットや電話で問い合わせが可能
ウーバーイーツの公式サイトや専用アプリ「Uber Driver」からはチャットや電話でサポートに連絡を取ることができます。
チャットは応答するまで少し時間がかかりますが、チャットボットではなく担当者が直接返信をおこないます。担当者からはヘルプページの案内やトラブル時の適切な対処法を気軽に教えてもらうことが可能です。
ウーバーイーツにはよくある質問などをまとめた「Uber ヘルプ」も提供されていますが、自身で対処法が分からない場合は先にチャットで連絡したほうがよいでしょう。また、緊急時などは電話でサポートに連絡をすることができます。基本的なトラブルや問題であれば、チャットやサポートで解決することができるでしょう。
SNSでは先輩配達員の情報がチェックできる
SNSではウーバーイーツに取り組む先輩配達員の情報をチェックすることができます。特に利用者の多いSNSの1つであるTwitterでは、配達員による積極的な情報発信がおこなわれています。
例えば東京都で配達を希望する場合、対象となるエリアのキーワードを入力することで配達員を探すことができます。ウーバーイーツの配達員はアカウントに「ウーバー」「Uber」などのキーワードをいれていることが多いため、探すのはそれほど難しくはないでしょう。
また、配達員の中にはアプリのスクリーンショットを掲載して詳細に報酬を紹介していることもあります。配達を希望するエリアの具体的な情報が得られるため、高額報酬を狙うなら事前にSNSなどもチェックしておきましょう。
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稼ぐためにはウーバーイーツの報酬の仕組みを知っておくことが重要
続いてはウーバーイーツの「配達情報の事前提示および報酬体系」から配達員の報酬の仕組みを確認しましょう。
ウーバーイーツの報酬は実際に配達をして初めて確定する仕組みとなっています。また、配達するエリアによって配送料が異なるため、同じ場所で配達していても最終的な報酬に違いが出てきます。一方、ウーバーイーツの公式サイトを確認することで報酬の仕組みなどは事前に確認することが可能です。
2022年時点の報酬は「予定配送料+チップ」が基本
2022年5月時点で、ウーバーイーツの報酬は下記のような仕組みとなっています。
報酬の基本となるのは注文ごとに発生する配送料です。配送料はエリアごとに異なる基本料金と配達状況によって構成されています。
基本料金は距離や時間で変動し、配達調整料金は交通の混雑や配達員の需要の高まりによって決定されます。「配達情報の事前提示および報酬体系」では例として1.9キロメートル・12分の配達で350円の配送料が掲載されています。
さらに注文の多い時間帯や曜日に発生するプロモーションを加え、配送料の10%をサービス手数料として差し引きます。チップの支払いは注文者の任意ですが、100%配達員の報酬に加えられます。
プロモーションを活用すれば地方でも高額報酬を狙える
報酬の基本となる配送料は、実際に配達をして初めて分かる仕組みとなっています。SNSなどで配達エリアの報酬状況を事前に確認できる可能性もありますが、探す労力はある程度必要となるでしょう。ただし、注文の多いエリアや時間に適用されるプロモーションは積極的に狙っていくことが可能です。例えば下記のような条件でブーストやピークが発生しやすくなっています。
- ウーバーイーツ加盟店が多く配達員の需要が高いエリア
- オフィス街など、ウーバーイーツ利用者の多いエリア
- ランチタイムやディナータイムなどの食事時
- 土・日・祝日など配達員が少なくなりやすい休日
- 雨天や積雪時など、外出が制限される日
全体を通して見るとウーバーイーツ配達員の需要が高まった時がプロモーションを狙いやすい状況だと分かります。プロモーションを上手く活用すれば、地方などでも高額報酬を狙うことは十分可能ではないでしょうか。
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報酬額によっては確定申告で税金の支払いが発生する
大学生がウーバーイーツ配達員をやる場合、獲得した報酬額によっては下記の税金の支払いが発生します。
- 所得税
- 住民税
通常のアルバイトの収入は給与所得として扱われ、月額8万8,000円以上稼ぐと源泉徴収で所得税が差し引かれます。源泉徴収は給与を支払う者の義務となっているため、アルバイトでは税金の還付を受ける以外では基本的に確定申告は不要なのです。
一方、個人事業主として働くウーバーイーツ配達員は一定の金額を稼ぐことで確定申告の必要性が出てきますし、親の扶養から外れてしまうリスクも存在します。
大学生(学生)の場合は年間48万円以上なら確定申告が必要
大学生(学生)はウーバーイーツで得た報酬が年間48万円以上だと所得税が発生します。基準が年間48万円となるのは税金のかからない「基礎控除」が差し引かれるためです。
ウーバーイーツの報酬が48万円を超えると税金の支払い義務が発生するため、確定申告が必要となります。また、48万円を超えた場合は親の扶養から外れてしまうため注意が必要です。親が「扶養控除」を利用できなくなり税金の支払いが上がりますので必ず事前に相談をしておきましょう。
ただし、報酬が48万円以下でも住民税がかかる可能性があるため、事前に居住地の市区町村のホームページを確認しておきましょう。
副業の場合は年間20万円以上で確定申告が必要
アルバイトなど給与収入をメインとしており、ウーバーイーツが副業となる場合は年間20万円以上で確定申告が必要となります。20万円がメインとなるのは所得税の条件で「給与所得および退職所得以外の所得金額が20万円以下であれば確定申告は不要」とされているからです。
ただしアルバイトの給与とウーバーイーツの報酬の合計所得金額が48万円を超える場合は親の扶養から外れてしまう可能性があります。また、副業の場合であっても48万円以下で住民税がかかる可能性があります。住民税が発生する基準は非課税限度額となる45万円です。市区町村によっては45万円以下でも住民税がかかる可能性があります。
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ウーバーイーツのバイトは大学生にメリットが多くおすすめだが注意点の確認が必要
ウーバーイーツは自由な時間で収入を得られるなど多くのメリットがあります。すきま時間を有効活用できるため、柔軟なスケジュールで活動する大学生にはおすすめとです。また、基本的な報酬は配達数に比例しますし、プロモーションを活用して最低賃金以上の高額報酬を狙うことも可能です。アルバイトとの掛け持ちなど、考えられる選択肢も多くあります。
専業・副業に関わらず税金がかかる可能性があるため、配達員を始める前には事前確認を忘れないようにしましょう。
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