Amazon Flex 始め方 について、登録方法や条件、必要書類などをご紹介します。
Amazon Flex(アマゾンフレックス)は働く時間を自由に選び、自分のペースで報酬をえられる新しい時代の働き方です。Amazonが直接業務を提供しているため報酬は高額で、アプリを利用して配達員登録ができるのも魅力となっています。
ただし、配達に利用できる車両や働けるエリアなどには条件があるため事前の確認が必要です。Amazon Flexの登録や配達を考えている方は、是非最後までお読みいただければと思います。
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目次
Amazon Flexは登録も配達もアプリを利用するので気軽
Amazon Flex(アマゾンフレックス)は、黒ナンバーの軽貨物自動車とスマートフォンを利用して業務をおこなうプログラムです。アメリカのECサイト大手であるAmazonが提供しており、取り扱う荷物はAmazonで注文された商品が中心となります。
Amazon Flexでは個人事業主の配達員が業務委託契約を締結して働きます。Amazonとの雇用契約は発生せず、自分の好きなスケジュール・時間で働けるのが最大の特徴です。さらに条件さえ満たせば面接などもなく登録でき、アプリを利用して配達するため気軽に働けるのも魅力となっています。
公式サイトからアプリをダウンロード
Amazon Flex(アマゾンフレックス)を始めるには、まず公式サイトから専用アプリをダウンロードする必要があります。iPhoneは公式サイトだけでなく、Appleが運営するApp Storeからもダウンロード可能です。一方のAndroidはGoogle Playでアプリ配信されていないため、公式サイトを利用してダウンロードする必要があります。
公式サイトでダウンロードしたファイルを開き、スマートフォンにアプリをダウンロードしましょう。設定によってはセキュリティの許可などが必要となるため確認します。なおiPhone/Android共通アプリ利用前の許可が必要となります。
iPhone | 公式サイト、またはApp Storeなどから |
Android | 公式サイトから |
iPhone/Android共通 | 【アプリ利用前の許可項目】
|
規約の確認や必要書類アップロードをおこなう
Amazon Flexでアプリをダウンロードしてからの登録の流れは下記となります。
- Amazonアカウントでサインイン、またはアカウント作成
- アプリ権限の許可をおこなう
- 希望配達エリアの選択
- 要件・規約の確認
- ユーザー情報の入力
- 配送方法・保険の確認
- 必要書類のアップロード
- 説明動画の視聴
すでにAmazonのアカウントを持っている方は、「Amazonアカウントでサインイン」を選択します。「私の街はここには載っていません」を選択すると他のエリアが表示されますが、表示された都市を選択すると先に進めなくなってしまいます。この場合はサポートへの連絡も必要となるなど手間もかかるため、必ず「ここで都市を選択してください」から希望エリアを選びましょう。Amazonアカウントでサインインした場合でもユーザー情報が必要ですが、入力するのは氏名・住所・携帯電話番号など基本的な項目です。
通常1~3営業日でバックグラウンドチェック終了
必要書類のアップロードと説明動画の視聴が終了すると、Amazon側でバックグランドチェック(身元調査)がおこなわれます。バックグランドチェックの結果が出るまでは通常1~3営業日とされており、3営業日経ってもアプリの表示が変わらない場合はサポートセンターへ連絡することが推奨されています。バックグラウンドチェックでは下記のようにアプリ上で簡単な質問が表示されます。
- 過去7年間で犯罪歴または仮釈放歴はありますか
- 過去の正式名称はありますか
質問には「はい」または「いいえ」で回答し、経歴調査の同意書にチェックを入れることで手続きは終了します。
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Amazon Flex登録前は条件やエリアを事前確認
Amazon Flexに登録する前には、条件やエリアを事前に確認しておくことが重要です。日本国内ではAmazon Flexと同じような働き方として、ウーバーイーツや出前館などのフードデリバリーサービスがあります。個人事業主として業務委託契約を締結するフードデリバリーサービスは、好きなスケジュール・時間で働けるのが大きな特徴です。スマートフォンのアプリを利用して1人で配達をするなど、Amazon Flexと多くの共通点があります。
しかし、Amazon Flexはフードデリバリーサービスよりも登録のハードルが高く、働けるエリアが限られているなど違いもあります。スムーズな登録・配達のために、フードデリバリーサービスとの違いを理解しておきましょう。
配達するには黒ナンバーの軽貨物自動車が必須
Amazon Flexに登録するために必要となる条件は下記の3つです。
- 登録者の年齢が20歳以上で普通自動車運転免許を所持
- iPhoneまたはAndroidスマートフォンがあること
- 黒ナンバーの軽貨物自動車があること
特に重要となるのは登録する車両が黒ナンバーの軽貨物自動車に限定されている点です。事業用黒ナンバーの取得は運輸支局への届出が必要である程度手間が必要です。本人名義の車検証があればレンタルでも問題ありませんが、自転車などを利用できるフードデリバリーサービスと比較して配達のハードルは高くなります。配達に利用する軽貨物自動車はAmazon Flexで下記のような規約も設けられているため確認しておきましょう。
車種 | 黒ナンバーの軽貨物自動車 |
幌車可 ※軽トラックなど | 荷物が濡れないようカバーで多い、盗難に注意すれば使用可能 |
冷蔵/冷凍車可 | 荷物が濡れない仕組みであれば使用可能 |
四輪の軽貨物自動車が対象とするデリバリーブロックを受諾する場合 |
|
アプリのアカウント登録には5つの書類が必要
アプリの書類アップロードでは下記5つの書類が必要となります。
- 運転免許証(普通自動車第1種運転免許証※AT限定可)
- 車検証(自動車検査証)
- 自賠責保険証(自動車損害賠償責任保険書)
- 任意保険証券(対物1億円以上、対人無制限)
- 貨物軽自動車運送事業経営届出書
Amazon Flexでは自賠責保険証と任意保険証券の提出が必ず必要となります。任意保険は対物1億円以上、対人無制限という条件が設けられているため注意しましょう。黒ナンバーの取得費用は高額ではありませんが、申請からナンバープレート受け取りまで数日かかるため早めに申請しておきましょう。その他、日本国籍以外の方は外国人在留カード(就労制限なし)または特別永住者証明書の提出が必要となります。
募集されているエリアは限られるので事前確認
Amazon Flexは下記募集都道府県のエリアでしか配達をすることができません。
- 東京都:4か所
- 神奈川県:2か所
- 埼玉県:1か所
- 千葉県:4か所
- 静岡県:6か所
- 青森県:2か所
- 宮城県:1か所
- 岩手県:1か所
- 秋田県:1か所
- 長野県:1か所
- 徳島県:1か所
- 香川県:1か所
- 高知県:1か所
- 愛知県:7か所
- 大阪府:3か所
- 兵庫県:1か所
- 広島県:1か所
- 福島県:1か所
2022年8月時点の募集エリアは合計39か所しかなく、基本的にはAmazonの配送ステーションがある首都圏などが中心となっています。募集エリアで稼働できれば居住地域は問われませんが、登録する前に移動の時間なども含めて確認しておくとよいでしょう。ちなみに東京都墨田区など一部のエリアでは電動自転車配送の配達員も募集されています。
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Amazon Flexは自分で好きなオファーを選んで配達できる
Amazon Flexはあらかじめ決められたブロック(配達時間)を予約するオファー受託方式となっています。配達員はアプリを利用して配達1週間前のオファー一覧から好きな時間を予約することが可能です。
配達の24時間前ならオファーのキャンセルも可能なので、早めにブロックを予約していても安心できるでしょう。また、24時間以内のオファーを誤って受託した際は、配達5分前まではキャンセルが可能です。規定通りのキャンセルでない場合は配達員の信用に影響が出る可能性があるため注意しましょう。
Amazon Flexでは3タイプの配達がある
Amazon Flexの配達業務は下記3タイプに分けられています。
- amazon.co.jp(Amazon指定の配送ステーションで集荷・配達、4時間~8時間程度)
- prime now(Amazon指定の配送ステーションまたは協力店舗で集荷・配達、2時間~3時間程度)
- Amazon フレッシュ(Amazon指定の配送ステーションで集荷・配達、2時間~4時間程度)
Amazon Flexで中心となるのaAmazon.co.jpで注文された商品を配送ステーションで集荷し配達する業務です。取り扱う荷物は事前に仕分けがされ、アプリで商品をスキャンすることで配達を開始することができます。一方のprime nowとAmazon フレッシュは荷物に生鮮食品なども含まれており、ブロックによっては協力店舗での受け取りも必要となります。ただし生鮮食品は保冷バッグやドライアイスに貸し出しがおこなわれており、基本的に配達員の事前準備などは必要ありません。
8時間程度のブロックを配達する1日の流れ
Amazon Flexで8:00~16:00の8時間程度のブロックを配達する場合、1日の流れは下記のようになります。
- 当日~7:45:アプリの地図をもとに10分~15分前に配送ステーションへ向かう
- 7:45~8:00:配送ステーション到着後、アプリの【到着しました】をタップ
- 8:05~8:25:アプリに従い積荷、ステーション出発
- 8:25~15:00:時間指定や置き配、Amazon Hubなどアプリの指示に従い配達
- 15:30~16:00:終了後は直帰可能、持ち戻りがある場合は終了時間15分~30分前にステーションへ帰庫
ステーション到着後から報酬の対象期間となっており、アプリの指示に従えば10分~15分程度で配達に出発できます。配達中もアプリに指示に従いますが、問題が起きた際はアプリのヘルプからサポートに連絡することもできます。荷物をすべて配達すれば直帰も可能ですが、持ち戻りがある場合などはステーションで返品作業をする必要があります。
時給は1,800円(税込)~2,000円(税込)以上と高額
Amazon Flexのブロックごとの報酬は、配達エリアによって異なっています。首都圏は流通する荷物の量が多いため報酬が高めに設定されているのが特徴です。ただし首都圏以外であっても時給は1,800円(税込)以上となるため、報酬は高めに設定されているといえます。
関東エリア | 1日2ブロック(1ブロック5時間程度)×22日 20,370円×22日=448,140円 1日2ブロック(1ブロック4時間程度)×22日 16,296円×22日=358,512円 1日1ブロック(4時間程度)×22日 8,148円×22日=179,256円 |
北海道・宮城・広島・福岡エリア | 1日2ブロック(1ブロック5時間程度)×22日 18,000円×22日=396,000円 1日2ブロック(1ブロック4時間程度)×22日 14,400円×22日=316,800円 1日1ブロック(4時間程度)×22日 7,200円×22日=158,400円 |
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登録での不明点や全体的なサポートは問い合わせで解決
Amazon Flexでは、トラブルの内容に合わせて2つの連絡先を用意しています。Amazon Flexサポートセンターは登録内容の変更など、全体的なサポートをおこなっています。一方のAmazon Flex登録サポート事務局はアプリの登録完了までの不明点や困りごとなどを受け付けています。どちらも電話とメールでの連絡が可能なので、状況に合わせて活用するのがおすすめです。なお登録サポート事務局の連絡先は関東エリア・関西エリアで異なるため注意しましょう。
Amazon Flexサポートセンター | 【営業時間:週7日、8:00~20:00】 Amazon Flexの全体的なサポート(登録内容の変更など) |
Amazon Flex登録サポート事務局 | 【営業時間:平日10:00~19:00】 アプリの登録完了までの不明点や困りごと ※関東エリア、関西エリアの2つが存在 |
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Amazon Flexの登録は簡単だが車両や必要書類などは事前確認
Amazon Flexに登録するためには、基本的に軽貨物自動車の所有が不可欠です。必要となる書類も多く配達できるエリアも少ないため、全国どの地域でも働けるわけではありません。
しかし、登録はアプリを利用するため簡単ですし、条件を満たしていれば配達開始まで最短3日も可能です。Amazon Flexでの配達を希望している方は、登録の全体的な流れをあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
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