menu 配達バッグなど、配達員に必要な道具は何?現役クルーが徹底解説

menu(メニュー)の公式配達バッグは高機能で見た目もおしゃれなので人気が高く、品切れになることも多いです。

もちろん公式配達バッグを購入してもよいのですが、menuはUber Eatsなど他社のバッグやAmazonで売られている非公式バッグの使用が認められているので、こだわりがなければこのようなバッグを購入するのもよい選択です。

本記事では、現役のmenu配達員が、menu公式配達バッグの種類や機能、購入方法、購入時の注意点などを解説します。

menuの配達バッグは購入型 ―― レンタルではないので注意

menuの配達バッグは購入型 ―― レンタルではないので注意menu配達バッグ白(出典:menuオフィシャルショップ

menuの配達バッグは購入型であり、レンタル型ではないので注意しましょう。

レンタルではないことをなぜ強調するのでしょうか?それは、単純にバッグの購入費が負担になるからです。

フードデリバリーバイトのなかには、デポジット形式で配達バッグを貸し出ししてくれるところがあり、その場合はバッグを返却すれば、デポジットとして支払った分のお金を返金してもらえます。

しかし購入型の場合、配達員の仕事を辞めるなどでバッグが不要になったとしても返却できず、購入時に支払ったお金も当然戻ってきません。

もし配達の仕事が自分に合わなくて短期間で辞めることになってしまったらと考えると少し気が引けてしまいますが、最近ではUber Eatsをはじめ、購入型が主流なので仕方がありません。

menuでは、配達バッグの型落ちモデルも販売しているので、初期費用を少しでも抑えたい場合は、型落ちモデルの購入を検討するとよいでしょう。価格は、現行モデルが税込み・送料込みで3,900円、型落ちモデルは同じく税込み・送料込みで2,500円です。

menuの公式配達バッグの機能・仕様・カラーについて

menuの公式配達バッグの機能・仕様・カラーについてmenu配達バッグ赤(出典:menuオフィシャルショップ

menuはオフィシャルショップにてオリジナルの配達バッグを販売しています。ここでは、このmenu公式配達バッグの機能・仕様・カラーバリエーションについて解説していきます。

はじめに、基本スペックを以下に記します。

寸法横幅45cm × 縦幅45cm × マチ幅26cm
容量52.5L
カラーバリエーションレッド・ホワイト・ブラックの3色
(型落ち品はレッド・ホワイトの2色)

バッグ内部

バッグ内部の主な機能は次の3点です。

ドリンクホルダー × 4
内部にドリンクホルダーが4つあり、ペットボトルや缶ジュース、汁物の容器などを垂直に固定できます。
仕切り板
仕切り板を使えば、内部を縦、横、どちらの方向にも二分割でき、さまざまな料理や量に対応できます。
バッグの型崩れを防ぐ中敷
型崩れを防ぐ中敷きもついています。配達バッグを収納する場合、中敷きを一時的に抜き取ることもでき、便利です。

バッグ外部

バッグ外部の主な機能は以下3点です。

小物ホルダー
小物ホルダーは、スマホの充電をしたいとき、充電器をホルダーに収納したまま充電できるので便利です。
サイドドリンクホルダー
デリバリーの配達員にとって必要不可欠なサイドドリンクホルダーもついています。サイドドリンクホルダーに飲み物や充電器などさまざまな小物を入れている人も多いです。
防水加工
バッグに防水加工もされています。雨で水に濡れても問題ありません。

menuの公式配達バッグは必須?

menuの公式配達バッグは必須?

結論を言えば、menuの公式配達バッグの購入は必須ではありません。Uber Eatsなどのほかのフードデリバリーサービスの配達バッグを使用することは正式に認められていますし、Amazonや楽天などで販売されているサードパーティー製のバッグを購入・使用してもまったく問題ありません。

むしろサードパーティー製のバッグのほうが、いくつかのフードデリバリーバイトを掛け持ちすることを考えると、都合がよいです。バッグにサービスのロゴが大きく表示されていると、例えばmenuの配達なのにUber Eatsの配達員と間違えられることがあるなど、不都合が生じることもあります。

以下、おすすめの配達バッグを2つ紹介しますので、参考にしてください。

menuの公式バッグで稼働したい方は、オフィシャルショップでメールアドレスを登録しておくとよいです。入荷すると通知してくれるので、また売り切れてしまう前に早めに購入するようにしましょう。

menuの配達バッグを購入する際の注意点

menuの配達バッグを購入する際の注意点

menuの公式配達バッグは、menuの配達員として登録している人しか購入できないようになっています。また、転売が禁止されているうえ、連続して購入できないようになっています。本当に必要な人だけが購入できるよう、コレクターや転売ヤーによる購入を防止しているのだと思われます。

menu配達員のみ購入可能
menuの配達バッグはmenuの配達員だけが購入できます。Uber Eatsの配達バッグはAmazonで販売されているため、UberEatsの配達員として登録していなくても購入できますが、menuでは登録クルー以外は購入できません。
転売禁止
menuの配達バッグを転売することは禁止されています。また、基本的に1度に購入できる個数は1つまでです。以前、UberEatsの配達バッグがフリマアプリで高価で取引されていたことがありました。menuでは、配達バッグの転売が発覚した場合、配達員のアカウントを停止される可能性もあるので、充分に注意しましょう。
連続購入はできない
2個目のバッグを購入する場合、直近の購入日と近いと購入できない可能性があります。これも転売対策でしょう。menuの配達バッグはデザインも格好よいため、配達員から人気が高いです。

配達バッグは十分に検討した上で入手したい

配達バッグは十分に検討した上で入手したい

menuの配達バッグについて、機能や購入方法、購入する際の注意点を解説してきました。

menuの公式配達バッグは機能的でデザインもよいため人気があり、品切れになることもあるほどです。しかし、複数のデリバリーバイトを掛け持ちすることを考えると、ロゴが入っていない他社製のバッグを使ったほうが都合がよいです。もちろん、すでにUber Eatsなどほかのデリバリーバイトをやっている場合、そこで使っているバッグをそのまま使っても問題ありません。

配達バッグは数千円で買えるとはいえ、初期費用は最小にしたいところです。失敗することがないよう、十分に検討した上で購入するようにしてください。

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