Wolt(ウォルト)の配達員報酬は、配達件数に応じた完全出来高制となっています。基本報酬の算出方法は公表されていないため、1件あたりの金額を予測するのは難しいといえます。
本記事ではwoltの旧料金体系などを参考に1件あたりの配達員報酬、相場などを解説しています。報酬アップのコツや注意点も紹介しているので、これからwolt配達員の登録を考えているなら是非ご確認ください。
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目次
wolt(ウォルト) の報酬は依頼を受け取る前にアプリ上で確認できる
wolt(ウォルト)の報酬は完全出来高制で、基本的には配達数に比例して増えていく仕組みとなっています。報酬は下記の条件を基に自動的に算出され、依頼を受けるとアプリ上で確認できます。
2022年12月16日以降は、報酬体系の変更により算出方法が非公表となっています。最終的な報酬額が大きく引き下げられたというわけではありません。
ただし、依頼を受けるまで報酬がわからないことから、特に初心者などは稼働スケジュールなどを見極めるのが難しいといえます。参考として報酬変更前の基本料金、距離料金を確認してみましょう。
基本料金はエリア・時間帯・曜日・車両で異なる
2022年12月15日以前のwoltの基本報酬は、「基本料金+距離料金+配達調整金」の3つの要素で構成されていました。
この中で、状況によって変動する配達調整金以外はエリア・車両ごとに公表されていました。例えば東京都の基本料金は下記となっています。
車両 | 時間帯 | 月~金 | 土日 |
自動車・バイク | 11:00~12:59 18:00~19:59 | 500円 | 500円 |
上記以外 | 420円 | 420円 | |
自転車 | 11:00~12:59 18:00~19:59 | 400円 | 400円 |
上記以外 | 350円 | 350円 |
基本的に自動車・バイクの方が報酬も高く、ランチタイム・ディナータイムにはさらに増額する仕組みとなっています。他の都道府県では基本的に土日の方が報酬も高くなるように設定されています。
なお、基本料金の最低額は200円(税込)でしたが、宮城県石巻ではエリアや車両と問わず1件2,000円(税込)となっていました。配達員が不足している都道府県では基本料金が高くなる傾向があったようです。
距離料金は100メートルごとに10 円(税込)が基本
基本料金と同じく、旧料金体系ではエリアごとの距離料金も公表されていました。東京都の場合、全車両共通で下記のような距離料金となっています。
- ピック距離料金:最初の100メートル以降、100メートルごとに税込10円(最大5キロメートル、税込490円まで)
- ドロップ距離料金:最初の100メートル以降、100メートルごとに税込10円
距離料金は現在地から飲食店まで、飲食店から配達先までの直線距離で計測されます。
100メートルごとに10円(税込)が基本で、金額としてはそれほど高いとはいえません。ただし、配達距離に関わらず公平に報酬が支払われる仕組みになっているといえます。
2022年12月16日以降は報酬体系が非公表となりましたが、基本料金と距離料金を基にしてエリアごとに獲得報酬を予想することができるでしょう。
配達状況によって各種インセンティブ・ボーナスが加算される
報酬変更後も、各種インセンティブ・ボーナスは引き続き提供されています。woltのインセンティブやボーナスには下記のように複数の種類があります。
- ウィークリーボーナス(Weeklyボーナス):配達回数に応じて加算
- エリア・時間限定ボーナス:基本料金・距離料金が増額
- チップ(応援金):注文者の任意で支払い
配達回数や、配達員の需要に応じて報酬が追加されるのは他社フードデリバリーサービスのウーバーイーツと似たような仕組みだといえるでしょう。
woltの獲得報酬を上げるためにはインセンティブ・ボーナスを積極的に活用することが重要となってきます。
ウィークリーボーナスは配達件数に応じて追加報酬が貰える
ウィークリーボーナス(Weeklyボーナス)は1週間に配達した件数に応じて、配達員に追加報酬が支払われる仕組みです。
配達回数に応じて事前に報酬が告知される仕組みとなっており、指定の回数をクリアすると自動的にボーナスが支払われます。
旧料金体系時のウィークリーボーナスは配達回数に応じて段階的に報酬が追加される仕組みとなっていました
- 毎週火曜日~金曜日:120配達で9,600円(税込)
- 毎週土曜日~月曜日:105配達で10,500円(税込)
しかし、新料金体系導入以降は上記のように1週間を2つに区切る仕組みとなっています。
ウィークリーボーナスが実施される都市は限られますが、利用できる場合は配達件数を増やすことを意識してみましょう。
エリア・時間限定ボーナスは配達員の需要が高まる際に発生
woltでは配達員の需要高まった際に不定期で追加報酬が加算されることがあります。エリア・時間限定ボーナスの内容は一定しませんが、例えば下記のような内容があります。
- 3月17日(金曜日):18:00~営業終了まで1件あたり距離料金が最大1.7倍
- 3月22日(水曜日):~12:59まで1件あたり距離料金が最大2.37倍
上記距離料金が倍増されるという内容ですが、基本料金の加算などさまざまな内容があります。ランチタイムやディナータイム、雨の日など配達員の需要高まる際に発生しやすいので積極的に活用しましょう。
エリア・時間限定ボーナスは配達員アプリで事前に告知されるため見逃さないよう注意が必要です。
チップは注文者の任意で支払われるが貴重な収入源
woltの配達員として稼働していると、注文者からチップ(応援金)を受け取ることがあります。woltの注文者は、注文確定前の画面で下記5つの項目から配達員に送るチップを決めることができます。
- 0円
- 50円(税込)
- 100円(税込)
- 200円(税込)
- 編集する(自由選択)
チップの最低金額は10円(税込)、最高金額は2,000円(税込)となっています。ウィークリーボーナスと同じく、チップも貴重な収入源となるでしょう。
ただし金額は数十円、数百円程度が平均的ですし、配達をすれば必ず貰えるものでもありません。「富裕層の多いエリアで配達する」など貰える可能性を上げる方法はありますが、あくまで注文者の任意となっていると理解しておきましょう。
woltの配達報酬は他社フードデリバリーと比較しても高水準
woltの配達報酬は実際に依頼を受けるまではわからない仕組みとなっています。報酬を公表している「出前館」などの他社フードデリバリーサービスと比較すると、透明性が高いとはいえません。ただし、報酬体系の変更後であっても1件あたりの配達報酬は安定しているようです。
SNS上で活動を報告する配達員の情報を参考に、woltの1件あたりの報酬額を確認してみましょう。1件あたりの報酬額を確認しておけば、他社フードデリバリーサービスとの比較もできるはずです。
配達1件あたりの報酬額は600円(税込)~750円(税込)程度となる
下記はTwitter上でwoltの報酬を報告している配達員の情報をまとめたものです。
配達エリアや使用車両は異なりますが、配達件数と報酬だけで算出すれば1件あたり600円(税込)~750円(税込)程度となっています。
日時 | 配達件数 | 報酬(税込) | 1件あたり(税込) |
2023年3月18日(土)/東京 | 14件 | 10,462円 | 約747円 |
2023年3月17日(金)/東京 | 5件 | 3,180円 | 636円 |
2023年3月1日(水)/大阪 | 7件 | 5,320円 | 760円 |
2023年2月24日(土)/広島 | 10件 | 7,306円 | 約730円 |
エリアによって報酬額は異なりますが、1件あたりの報酬は高水準だといえるでしょう。
なお稼働している時間が長時間となる場合は1件あたりの報酬が高くても、時給が下がってしまう可能性があります。時給を上げるためには、安定して依頼を受ける必要があるでしょう。
エリアによっては1件で1,000円(税込)以上の報酬も可能
エリアや時間帯によっては1件の配達報酬が1,000円(税込)を超えることも珍しくありません。配達員の需要が高いエリアで、ピークタイムや悪天候の際に配達をすれば1件あたりの報酬を上げることが可能となります。
頻度は高くありませんが、配達によっては1件で2,000円(税込)近い報酬が支払われることもあります。
他社フードデリバリーサービスであっても、エリアや時間帯を見極めれば狙って1件あたりの報酬額を上げるのは難しくありません。
ただし、報酬の幅が広いフードデリバリーサービスでは、1件あたりの最低報酬が極端に低いこともあります。woltはエリア・時間帯を問わず比較的高水準の報酬が設定されているため、稼ぎやすいフードデリバリーサービスだといえるでしょう。
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報酬をアップさせるコツを事前に確認すれば初心者でも稼げる
woltの報酬をアップさせる基本的なポイントは下記の2点です。
- 依頼を途切れさせないようにする
- 1件あたりの報酬をアップさせる
woltは注文の入った飲食店から近い位置にいる配達員に依頼が飛ぶ仕組みとなっています。依頼が来なければ配達はできませんし、待機時間が長ければ必然的に時給も下がってしまうはずです。
安定して稼ぐためには依頼を途切れさせないことが最重要ポイントとなるでしょう。また、1件あたりの報酬をアップさせることも高額報酬を獲得することに直結します。
配達員の需要が高いエリアで稼働することが稼ぐ基本ポイント
安定して依頼を受けるためには、配達員の需要が高いエリアで稼働することが重要となります。繁華街や駅前など、飲食店(woltの加盟店)が多いエリアで待機するよう心がけましょう。
ただし、エリアによっては配達員の数が多く依頼が受けにくいこともあります。このような状況に備えて、あらかじめ複数の待機エリアを選定しておくとよいでしょう。
また、ピークタイムである11:00~14:00や17:00~21:00の時間帯はwoltの注文数が増加しやすいとされています。ピークタイムは依頼が受けやすくなるのはもちろん、エリア・時間限定ボーナスが発生しやすく1件あたりの報酬が高くなる傾向があります。
さらに平日より土日の方が配達員の需要が高まりやすく、依頼を受けやすくなります。
新規登録キャンペーンを利用すれば高額報酬が手に入る
woltでは定期的に新規登録キャンペーンを実施しています。2023年3月時点で実施されているキャンペーンは下記の通りです。
- 軽貨物応援キャンペーン:対象エリアでの登録月8配達達成で25,000円(税込)
- バイク応援キャンペーン:対象エリアでの登録月10配達達成で15,000円(税込)
エリアは限定されますが、比較的少ない配達件数で高額報酬が獲得できる魅力的なキャンペーンとなっています。対象エリアなどの条件は時期によって変更されるため、定期的に公式ホームページを確認するとよいでしょう。
なおキャンペーンとは別に既存のwolt配達員が紹介コードを発行する「紹介インセンティブ」もあります。「紹介インセンティブ」はコードを発行した方のみがボーナスを受け取れるものですが、配達員に登録した後に利用してみるとよいでしょう。
woltの配達員に登録する前に確認しておきたいポイント
woltは下記の基本条件を満たしていれば誰でも配達員に登録することが可能です。
- 18歳以上
- 配達用車両、スマーフォンを持っている
- 日本の銀行口座がある
報酬も高水準でサポートも整っているので、業務委託配達員が初めての方にもおすすめできます。ただし、他社フードデリバリーサービスと比較して、woltならではの注意点も存在します。これから配達員登録を検討している場合は必ず確認しておきましょう。
24都道府県でしかサービスが展開されていない
2023年3月時点で、woltが利用できるのは下記の24都道府県のみです。
また、同じ都道府県内でもサービスエリアは限られており、基本的には県庁所在地のある市のみで利用できます。woltのサービスエリアはそのまま配達エリアとなるため、居住地域によっては配達員に登録しても稼働できない可能性があるでしょう。
「同時配達」はトラブルが起きやすいので配達に慣れてから
woltでは配達員自ら同時配達モードと1件配達モードを切り替えることが可能です。同じ飲食店、または異なる飲食店から複数の料理を受け取る同時配達モードは最大4件まで依頼を受けることが可能です。一方の1件配達モードでは、配達が完了するまで次の依頼は通知されないようになっています。
同時配達モードは配達の時間を短縮し、効率的に報酬を獲得しやすくなるというメリットがあります。また、2023年2月14日からはそれまで不可能だった同時配達モードでの依頼拒否もできるようになりました。ただし、複数の依頼を同時に受けると遅延などのトラブルが起こりやすいため、配達に慣れてから選択するのがおすすめです。
報酬の支払いは毎月10日と25日の2回のみ
woltの報酬は毎月10日と25日の2回に分けて振り込まれます。
- 毎月1日~15日の稼働分:16日締め日、同月25日までに支払い
- 毎月16日~31日の稼働分:翌月1日締め日、翌月10日までに支払い
稼働し始めてからすぐに報酬が手に入るわけではないため、あらかじめ振り込みスケジュールを把握しておきましょう。受け取った報酬などは配達員のアプリ上で確認できますが、支払日までに振り込まれないなどトラブルが発生する可能性もあります。
銀行口座情報を間違えて登録していた場合などが主な原因ですが、不明点がある場合はサポートに連絡して対処してもらいましょう。
woltは1件あたりの報酬が高めで各種ボーナスが充実しているのが魅力
他社フードデリバリーサービスと比較するとwoltのサービスエリアは決して広いとはいえません。
一方で、1件あたりの報酬は高水準で、配達エリアを問わず稼ぎやすいのがメリットです。また、ウィークリーボーナスなど追加報酬も充実しており、配達のモチベーションを保ちやすいのも魅力となります。
エリアや時間帯を厳選すれば、安定して高額な報酬をえるのも難しくないはずです。配達エリアで稼働できるならwolt配達員の登録を検討してみてはいかがでしょう。
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