出前館とウーバーイーツを掛け持ちして稼ぐ方法・メリットを解析

出前館 ウーバーイーツ 掛け持ち/ウーバーと出前館 掛け持ち

宅配市場で稼ぐための新たな定番モデルとして、「出前館とウーバーイーツの掛け持ち」について取り上げます。

本記事で分かること

  • 宅配代行サービスにおける掛け持ちの可否と実態
  • 出前館とウーバーイーツで配達業務を掛け持ちするメリット
  • 兼業をする上でのコツと注意点

フードデリバリー業界のシェア競争が激化する一方で、出前館とウーバーイーツの2強時代が続いています。同系アプリのユーザー数が拡大する中、デリバリー配達員も業務スキルの改善を含め、身の振り方を考えていくフェーズに入ってきました。

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目次

出前館とウーバーイーツは掛け持ち配達OK

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結論からいうと、出前館(業務委託のみ)とウーバーイーツ配達員の掛け持ちは可能です。実際に、配達員の中には1社専業ではなく、他デリバリーサービスとの兼業派が6割以上いるとされています。

そもそも、兼業自体には民法や労働基準法などの法的な縛りがなく、現状は社会全体がダブルワークを推進する気運に転じています。

参考までに、厚生労働省が令和2年に公表した「改定副業・兼業ガイドライン」を一部抜粋しました。

【副業・兼業】
第67条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事できる。

【就業時間の把握について】
個人事業主や委託契約・請負契約等により労働基準法上の労働者でない者として、(中略)副業・兼業を行う者については、労働基準法の労働時間に関する規定が適用されない。

政府は副業・兼業についての規定を新設し、業務委託で発注を受ける個人事業主の場合は、「労働時間の制限がない」ことも明らかにしています。これらを受けて、フードデリバリー各社も複数サービスの登録を許可しているため、なるべく掛け持ちを前提に配達スタイルを考えていくのが得策です。

2社以上の利用が促進される中でも、「出前館×ウーバーイーツ」は掛け持ちの正攻法です。高水準の報酬システムと安定した注文件数により、互いのスキマ時間を活用しながら全国区で稼げます。

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ウーバーイーツと出前館の掛け持ちはどのくらい稼げる?

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ウーバーイーツと出前館の配達を掛け持ちするとどのくらい稼げるのかを、ウーバーイーツのみと出前館のみのケースの3つに分けて解説していきます。ウーバーイーツと出前館の掛け持ちを考えている方は、参考にしてください。

ウーバーイーツと出前館を掛け持ちしたケース

ウーバーイーツで3件、出前館で1件の配達を1時間で行った場合、400円×3件+750円×1件=1,950円となり、1時間で約2,000円の報酬が得られます。

ウーバーイーツは安定的に注文が入ってくる傾向にあるため、ウーバーイーツをメインで受注しながら、配達報酬の単価が高い出前館の注文を優先的に受ける形で配達すると、効率よく稼げるでしょう。

ウーバーイーツと出前館を掛け持ちすることで、配達件数を安定的に確保でき、時給換算でも稼げるようになるのです。

ウーバーイーツのみのケース

ウーバーイーツのみで1時間配達を行った場合、400円×3〜4件=1,200〜1,600円となります。

ウーバーイーツは注文が安定的に入るため、配達件数を稼ぎやすいです。しかし、出前館のように配送料が倍増する仕組みである「ブースト」がなく、報酬単価が高くなることはありません。

出前館のみのケース

出前館のみで1時間配達した場合、750円(ブースト込み)×2〜3件=1,500〜2,250円となります。

出前館にはブーストがあるため、ウーバーイーツよりも報酬単価は高いです。しかし、注文がなかなか入らず、待機時間が長くなってしまうこともあります。そのため、上記の計算ほど稼げないかもしれません。

出前館とウーバーイーツの特徴を比較

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出前館とウーバーイーツの特徴を、以下の表にまとめました。

出前館ウーバーイーツ
報酬形態基本料金400円×ブースト(1.2〜3倍)基本報酬×配達調整金額+インセンティブ
服装規定ありなし
配達エリア47都道府県の中心市街地47都道府県の主要都市
配達可能時間8:00〜23:00
都市部のみ7:00〜24:00
7:00〜25:00
一部地域のみ26:00まで

報酬形態について

出前館の報酬形態は変動制で、全国一律の基本料金「400円×ブースト(配達距離・時間帯・注文数などによって算出)」で計算されます。ブーストは1.2〜3倍程度です。

ウーバーイーツの報酬形態も変動制で、「基本報酬×配達調整金額」で計算されます。また、アプリの仕様変更により、配達リクエストの受注前に報酬金額が分かるようになりました。ウーバーイーツのインセンティブは、ブースト・ピーク料金・クエストの3種類があります。

出前館とウーバーイーツを比較すると、出前館の方が報酬金額が高いです。しかし、インセンティブ報酬は、出前館よりもウーバーイーツの方が充実しています。

服装規定について

出前館には服装規定があり、受け渡し時のみ帽子着用(任意)で、サンダルやハーフパンツ禁止など、細かく決められています。一方でウーバーイーツは、清潔であれば服装は自由です。

出前館・ウーバーイーツのどちらで働いても、制服を着用する必要はありません。清潔感のある服装なら問題ないため、常識の範囲内で好きな服装で働けます。

配達エリアについて

出前館の配達エリアは、47都道府県の中心市街地に限定されています。ウーバーイーツの配達エリアは47都道府県の主要都市で、出前館よりも配達エリアは広いです。

また、出前館の配達距離は4キロメートル圏内ですが、ウーバーイーツは最長6〜8キロメートルの長距離配達もある点が異なります。そのため、出前館の配達エリア内で働けて、短距離配達をメインで配達件数を多くしたい方は、出前館の方が合っているでしょう。

配達可能時間について

出前館の配達可能時間は8:00〜23:00、都市部のみ7:00〜24:00で、昼食や夕食のピークタイムが中心です。ウーバーイーツの配達可能時間は7:00〜25:00(一部地域のみ26:00まで)で、早朝から深夜までの長い時間帯に配達できます。

ピークタイムに集中的に稼働したい方は出前館、早朝から深夜まで好きな時間に働きたい方はウーバーイーツが合っているでしょう。

【出前館とウーバーイーツ】掛け持ちのメリット

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出前館とウーバーイーツを掛け持ちする利点は、主に次のような面で発揮されます。

  • 収入アップ
  • リスク分散
  • 時間管理
  • 精神的な安定

ここでは、両社サービスを組み合わせることによる、配達員側のメリットを見ていきましょう。

収入源が増えてリスクヘッジに役立つ

第一に、2社分の収入源が確保できるため、生計の安定・維持がしやすくなります。

過去に出前館とウーバーイーツでは、定期的に配達員報酬の改定が行われてきました。特にウーバーイーツの新料金体系は、内訳が非公表のため、配達パートナーによる収入予測が難しいでしょう。

その点、掛け持ちの場合は、一方の報酬が少なくても、もう片方で補完できるのがメリットです。長期的な売上目標が立てられ、トータル収入が専業を上回る可能性があります。

また、出前館とウーバーイーツでは、下記のように報酬の振り込み日が異なります。配達員は報酬を分散して受け取れるため、金銭的・精神的なゆとりが持てるのも魅力でしょう。

  • 出前館:毎月5・20日ごろ(業務委託配達員の場合)
  • ウーバーイーツ:毎週水曜日ごろ

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待機時間を有効活用できる

そもそも、配達員になった方の多くは、「空いた時間を活用して効率的に稼ぐこと」を志望動機としています。そのため、業務のスキマ時間をなくしていかに「時間対効果」を高めるかが大きな課題となっているのです。

仮に2社を掛け持ちにしている場合は、注文件数の分母が増える分、受注スピードを早められます。稼働を重ねるにつれて、時間帯やエリアごとに異なる両サービスの傾向も見えてくるでしょう。

例えば、「出前館は◯◯地点でのロングピックが少ない」「◯時~◯時はウーバーイーツの時給効率の方が高い」などの特徴が分かれば、取捨選択の可能性が広がるメリットがあります。

どちらかのデリバリーサービスがアカウント停止になっても働ける

出前館とウーバーイーツを掛け持ちすると、万が一どちらかのサービスがアカウント停止になってももう片方のサービスで働けるため、リスク分散と精神的な安定につながります。クレームを受けないよう丁寧に配達していても、虚偽報告などによってアカウントが停止されてしまうこともあるのです。

また、出前館やウーバーイーツの報酬システムの変更や突然のサービス終了など、収入がゼロになってしまう可能性もあるでしょう。掛け持ちで働いていれば、どちらかのサービスで稼げなくなったとしても、もう片方のサービスで働けるため安心です。

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【出前館とウーバーイーツ】掛け持ちのデメリット

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前述のプラス面に対して、両サービスを掛け持ちすることのデメリットは次の通りです。

  • スケジュール管理の難しさ
  • 身体的負担の大きさ
  • 労働時間の超過
  • インセンティブ報酬の低下

以下、デメリットの要点をまとめて解説します。

高い自己管理能力が必要になる

掛け持ちの方法にはさまざまなパターンがありますが、2社の配達件数をともに伸ばそうとするのは危険です。配達スケジュールを盛り込み過ぎると、一方に遅配が発生したり届け先を誤ったりする恐れがあります。両サービスのいずれかに重点を置いた方が体力的・時間的にも効率が良いものの、慣れるまでは自己管理の枠を超えてしまいやすい点に要注意です。

また掛け持ちが災いして、アカウント停止などのペナルティーを被るケースもあります。例えば、ウーバーイーツでは配達応答率・キャンセル率の高まりに、出前館は同時オンラインへの配慮が必要です。

【配達応答率/キャンセル率】

  • 配達応答率:配達オファーの総数に対して、リクエストを引き受けた数の割合
  • キャンセル率:配達オファーを受け付けた後に、その依頼をキャンセルした数の割合

【同時オンライン】

  • 2社以上の配達員用アプリを同時にオンライン状態にすること

配達員としての信頼性を維持する上で、上記をなるべく最小限に抑えることが求められます。

追加報酬が下がってしまうケースがある

掛け持ちでは、1社ごとの配達件数が少なくなるため、インセンティブ報酬が減額する傾向にあります。特にウーバーイーツが採用している「クエスト制度」は、一定の出来高に対して支払われるボーナスのような位置づけです。1社専業ならば本来獲得できたはずの追加報酬が分散される点は、掛け持ちの大きなデメリットとなってしまいます。

理想的な掛け持ちスタイルを実現するためには、両社インセンティブの効果をあらかじめ理解しておく必要があります。

使用する車両によっては体力の消耗が激しい

配達に使用する車両が自転車の場合、出前館とウーバーイーツを掛け持ちすると、体力を使わなければならないことが想像できます。

掛け持ちのメリットは、待機時間を少なくでき、効率よく稼げることです。しかし、体力の消耗が激しいと思うように配達件数をこなせず、結果としてあまり稼げない可能性もあるのです。

体力に自信のない方や、待機時間を無駄にせず効率よく稼ぎたい方は、自転車ではなくバイクなどでの配達を検討するのもいいでしょう。

それぞれの配達の特徴をつかまなくてはならない

出前館とウーバーイーツでは、配達リクエストを受ける方法や専用アプリの使い方など、細かい点が異なります。そのため、配達自体の流れは同じでも、それぞれの配達の特徴をつかむまでに時間がかかるというデメリットがあります。

出前館とウーバーイーツの掛け持ちを始めたばかりだと、それぞれの配達リクエストの受け方などに混乱してしまうことがあるでしょう。しかし、慣れてしまえば問題なく配達をこなせるようになるため、特に最初のうちは、アプリの操作などを間違えないよう慎重に行うようにしてください。

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配達パートナー業務を掛け持ちして稼ぐコツ

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出前館とウーバーイーツを組み合わせることで、トータル収入を伸ばすポイントを次に記載しました。

  • 稼働日や時間帯にメリハリをつける
  • インセンティブ報酬が高い方を優先する

同時並行的な稼働ではコスパや評価が悪くなることを前提に、以下では掛け持ちに適した方法について解説します。

曜日や時間帯で切り替える

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基本的に、平日をウーバーイーツ、休日は出前館メインで稼働するのがおすすめです。

これら2強は、ウーバーイーツが「数」で勝るなら、出前館は「単価」の高さに軍配が上がります。平日でもコンスタントに注文が入るウーバーイーツに対し、出前館は休日の基本報酬が最大で1.8倍になるチャンスがあります。配達単価が715円の東京都において、仮にブースト倍率が1.8倍の場合、715×1.8で1,287円となる計算です。こうした1件当たりの売上が1,000円以上の高報酬になる機会を逃す手はありません。

また、時間帯別には、同じ要領でアイドルタイムをウーバーイーツ、昼夜のピーク時を出前館中心とするのも効果的です。

追加報酬が高い方を優先する

掛け持ちで稼ぐためには、インセンティブのいいとこ取りをするのもポイントです。出前館とウーバーイーツの追加報酬はそれぞれ、以下の仕組みが採用されています。

【出前館のインセンティブ】

  1. ブースト:特定の時間帯やエリアにおいて基本報酬が倍増する仕組み
  2. キャンペーン(適宜):期間限定のインセンティブ

【ウーバーイーツのインセンティブ】

  1. ブースト:注文の多い時間帯やエリアで発生する、倍率インセンティブ
  2. ピーク料金:配達需要が高まった際に、リアルタイムで発生する追加報酬
  3. クエスト:一定期間の配達件数をクリアすることで支払われるボーナス制度

特に、出前館の「ブースト」とウーバーイーツの「クエスト」は、インセンティブの中でも大きな稼ぎどころです。クエストは土・日曜日や週末、悪天候時などを中心に発生するため、イレギュラー的に優先しながら稼働しましょう。

注文が多いエリアで稼働する

出前館とウーバーイーツを掛け持ちする場合、どちらのサービスにおいても注文が多いエリアで稼働しましょう。どちらも注文が入らない、またはどちらかしか注文が入らないエリアの場合、掛け持ちをするメリットがなくなってしまうからです。

マクドナルドや、出前館・ウーバーイーツの加盟店が多いエリア、繁華街や大きな駅の周辺のエリアを選んで稼働すると稼ぎやすいでしょう。稼働するエリアを選ぶ際は、家や職場から近い・通いやすいなどの理由で選ぶのではなく、注文が入りやすい飲食店や人が多いエリアを狙うのがポイントです。

エリア内にある店舗の位置を把握しておく

配達エリア内にある飲食店の位置を把握しておくと、スムーズに配達できます。

掛け持ちをした場合、片方のサービスで配達しているときに、もう片方のサービスで注文が入ることがあります。その際、配達後にすぐに商品を引き取りに行ける距離の店舗なのかどうかが分かっていれば、配達リクエストを受けやすいです。

商品を引き取る店舗をその都度検索していると、他の配達員に先に注文を取られてしまうでしょう。また、店舗の位置が分かっていないまま配達リクエストを受けると、思ったより店舗の距離が遠い場合もあります。店舗までの距離が遠く、配達までに時間がかかると、クレームにつながる恐れがあります。

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フードデリバリーを兼業する際の注意点

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出前館とウーバーイーツでは掛け持ちが認められていますが、同業種とはいえ二足のわらじを履くことへの注意点があります。

  • 定められた規約や配達姿勢を守る
  • 業務内容や補償制度の違いに配慮する
  • 同時オンラインを控える

両サービスによって異なる規約を遵守する

出前館とウーバーイーツでは、アカウントや支払い、補償、責任、契約などに関する規約が異なります。特に、ウーバーイーツには2種類の保険・補償制度が用意されていますが、出前館の業務委託配達員はすべて自己負担となっています。当然、掛け持ちの際にも配達員自身で任意保険に加入しなくてはなりません。

【ウーバーイーツのサポートプログラム】

  1. 対人・対物賠償責任保険:配達中に生じた事故に対して適用される保険
  2. 傷害補償制度:配達中または配達を終えてから15分以内に生じた事故に対する補償

また、配達中の服装やバッグに関するルールは以下の通りです。

比較項目ウーバーイーツ出前館(業務委託配達員)
服装(上)自由自由
服装(下)自由黒無地の長ズボンのみ
帽子自由着用義務あり
髪型自由
  • 派手なカラーリング禁止
  • ロングヘアはまとめる
配達バッグ自前、併用可
(専用バッグあり)
自前、併用可
(他社のロゴは隠す)

ウーバーイーツでは自由な配達スタイルが可能なため、掛け持ちの際は出前館側の規定に寄せながら稼働するといいでしょう。

2社を股にかけた同時配達をしない

出前館とウーバーイーツはいずれも、配達オファーを同時複数的に受けることが可能です。料理のピックやドロップ先で次の依頼が受注できれば、待機時間を埋められてスムーズに件数をこなせます。

が、こうした「ダブル配達(同時配達)」を同じサービス内で行うのは問題ありませんが、2社双方からのリクエストを受けるのは絶対にやめておきましょう。些細な配達トラブルをはじめ、ひいては大きな遅延や事故を引き起こす原因にもなりかねません。

基本的に掛け持ちでは、片方の配達を終えた段階でオフライン状態にしたのち、もう一方をオンラインに切り替えて稼働するのが理想です。

配達前に依頼先を確認する

商品の配達前は、どちらのサービスからの依頼かを​必ず​確認しましょう。出前館とウーバーイーツの掛け持ちをしていると、今受けた注文が出前館なのか、ウーバーイーツなのかが分からなくなってしまうことがあるからです。

店舗に商品を受け取りに行く際、サービス会社名を名乗り間違えてしまうことも実際に起きています。サービス会社名を間違えて名乗っただけでトラブルになることはありませんが、店舗側に確認の手間を取らせてしまったり、商品の受け取りミスにつながったり、店舗から不審に思われたりすることがあるでしょう。

注文リクエストを受けたら、どちらのサービスからの依頼なのか必ず確認し、配達中も意識してください。

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ウーバーイーツと出前館の優先基準の考え方

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ウーバーイーツと出前館を掛け持ちした場合、どちらを優先するか迷うかもしれません。

ウーバーイーツと出前館の優先基準の考え方は、ウーバーイーツのクエストを考慮し、出前館のブーストが高い時間を優先します。また、初手オファーの範囲は出前館の方が大きいですが、配達時間帯でどちらの配達を優先するか決めておくとよいでしょう。

それぞれ詳しく解説していくので、ウーバーイーツと出前館のどちらを優先するか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

ウーバーイーツのクエストを考慮する

ウーバーイーツで稼ぐためには、クエストがクリアできるかどうかが重要です。クエストの配達件数と稼働時間を考慮しつつ、出前館との配達件数を調整しましょう。

ウーバーイーツのクエストの特徴として、クリアした場合は翌週のクエストの配達件数が増え、クリアしなかった場合は減る可能性があります。

クエストをクリアできれば翌週の配達件数と獲得報酬が増える傾向がありますが、人によっては配達件数が多くなり過ぎてクエストがクリアできなくなってしまうこともあります。そのため、出前館の配達件数を増やし、あえてウーバーイーツの配達件数を減らすことで、クエストを達成しないことも大切です。

出前館のブーストが高い時間を優先する

出前館は、時間帯によってブーストが高くなります。ブーストが高い時間帯であれば、ウーバーイーツよりも報酬が高くなりやすいため、出前館を優先した方が稼ぎやすいです。

出前館のブーストが高い時間帯は地域によって異なるため、配達エリアのブースト情報は事前に確認しておきましょう。

どちらの配達を優先するかを時間帯で決めておく

出前館とウーバーイーツどちらの配達を優先するのか、あらかじめ時間帯で決めておくと、同時に注文リクエストが入った場合でも悩まずに対応できます。

出前館にはブーストが高い時間があり、ブーストが高いと稼ぎやすいので、ブーストが高い時間帯は出前館を優先しましょう。ウーバーイーツのクエストが残っていて、稼働時間に余裕があって達成できそうな件数であれば、ウーバーイーツを優先しても問題ありません。

ウーバーイーツのクエストを考慮し、時間帯ごとにどちらを優先するか決めておきましょう。

初手オファーの範囲は出前館の方が広い

出前館は「あなただけに送信されたオファー」以外は、複数の配達員に同時にオファーが入ります。この初手オファーが入る範囲は、ウーバーイーツよりも出前館の方が広いです。

ウーバーイーツは、注文が入った店舗の近くにいる配達員に優先的にオファーが届きます。そのため、注文が入りやすいマクドナルドなどの店舗の近くで待機する配達員が多いのです。

しかし、出前館は初手オファーの範囲が広いため、店舗の近くで待機しなくても注文を受けられる可能性が高いでしょう。待機している位置を考えながら、出前館とウーバーイーツのどちらを優先するか決めてください。

ウーバーイーツと出前館を掛け持ちする際の確定申告はどうなる?

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ウーバーイーツと出前館を掛け持ちした場合、確定申告はどうしたらよいのか分からない方もいるでしょう。本業でフードデリバリーを掛け持ちしている場合と、副業でフードデリバリーを掛け持ちしている場合に分けて、確定申告について解説します。

本業でフードデリバリーを掛け持ちしている場合

本業がフードデリバリーで、出前館とウーバーイーツを掛け持ちしている場合は、両方の年間の所得を合わせて48万円を超えると確定申告しなければいけません。所得が2,400万円以下の基礎控除の金額が48万円のため、48万円以上の所得は確定申告が必要になるのです。

所得とは、フードデリバリーの報酬ではなく、収入から必要な経費を差し引いた金額を指します。例えば、配達にバイクを使用している場合は、ガソリン代などが経費として差し引けます。

企業に雇用されておらず、業務委託契約でフードデリバリーの仕事を行っている場合は、自分で確定申告する必要があるのです。ただし、業務委託契約であっても、年間の所得が48万円を超えない場合は確定申告が不要です。

副業でフードデリバリーを掛け持ちしている場合

本業が別にあり、副業で出前館とウーバーイーツを掛け持ちしている場合は、フードデリバリーの所得が年間20万円以上で確定申告が必要になります。副業であっても、所得は収入から必要経費を差し引いた金額です。

副業の所得が20万円以下の場合は、雑所得として処理できるため、確定申告をしなくて問題ありません。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
ウーバーイーツの収入は原則確定申告が必要だが手続きは難しくはない

出前館×ウーバーイーツが報酬アップの近道に

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出前館とウーバーイーツの組み合わせは、流動的な配達業界に身を置く上で、大きなメリットを生んでくれます。「リクエスト件数×配達単価」のツートップを掛け持ちすることで、トータル収入を引き上げることも可能です。サービスごとに異なる規約をよく理解した上で、配達員や個人事業主として売上のさらなる高みを目指してみましょう。

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