ウーバーイーツ配達員は原付バイクがベスト?メリット・デメリットや注意点を解説

原付 ウーバーイーツ

ウーバーイーツ配達員にとって、原付バイクでの配達がベストだといわれています。機動力に優れ、配送エリアが拡大することにより報酬アップにつながるからです。もちろん、維持費用がかかるなどの原付バイクならではのデメリットもあります。

そこで、ウーバーイーツの配達を原付バイクで開始したい方に向けて、原付バイクを使用するメリット・デメリットや車種選び、アカウント登録時の注意点などを解説します。

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Table of Contents

ウーバーイーツで原付バイクを使用するメリット

原付 ウーバーイーツ

ウーバーイーツの配達で、原付バイクを利用するメリット・デメリットを紹介します。

現在ウーバーイーツで配達する際に認められている乗り物は、自転車、原付バイク(125ccまで)、125ccを超えるバイク、軽自動車のいずれかです。125ccを超えるバイクや軽自動車は、貨物軽自動車運送事業の届出が必要となるため、自転車、原付バイクを選択される方が多いようです。

それでは、より機動力を上げるために選択したい原付バイクについて、詳しく見ていきましょう。

メリット①|原付バイクのメリットは機動力と配達エリアの拡大

原付バイクのメリットは、自転車と比べて機動力が高くなり、配達エリアが広くなることです。

ウーバーイーツ配達員の報酬は、配送料、プロモーション、チップで構成されています。このうち報酬の基礎となる配送料は、基本金額と配達調整金額の合算であり、内訳は以下の通りです。

  • 基本金額:配送料の基準となる金額で、配達に費やす予定の時間と距離などにより決定
  • 配達調整金額:通常の目安よりも交通状況が混雑している場合などに加算

自転車と比べて格段に速く、移動距離が延びる原付バイクは、基本金額が高くなるため、自然と報酬がアップする点が魅力です。商品を受け取る店舗数や配達箇所数が多くなることから報酬を得られる機会が増加し、場合によっては複数の商品受け取りや配達による基本金額のアップも見込めます。

このほか、原付バイクは配送回数や移動距離が延びる上に体力を消耗しないので、長時間あるいは連続して業務に従事できます。

メリット②|機体の種類によっては燃費など維持費が安い

原付バイクは機体の種類によって、車体価格や燃費などの維持費が異なります。

125ccと50ccの原付バイクを比較すると、50ccの原付バイクは車体価格が安く、燃費も良いことからガソリン代も安く済みます。また、保険や税金が安い点もメリットの一つです。

原付バイクは、50ccであれば普通自動車第一種運転免許で運転できます。運転免許証を持っていなくても、原動機付自転車免許であれば筆記試験のみで最短1日で取得することができ、免許取得のハードルはそれほど高くありません。

ウーバーイーツで原付バイクを使用するデメリット

原付 ウーバーイーツ

ウーバーイーツで原付バイクを使用するデメリットとしては、維持費などのコストがかかることや、自転車と比較すると小回りが利きにくいことが挙げられます。それぞれのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

デメリット①|原付バイクは維持費などコストがかかるのがデメリット

原付バイクは自転車と比較すると、維持費が多くかかります

以下に、原付バイクの維持にかかる費用を挙げてみました。

  • 燃料代
  • 自賠責保険料
  • ヘルメットやパーツの購入費用
  • 点検整備費用
  • 駐輪場料金(必要により)
  • 任意保険料(必要により)

原付バイクで配送する場合、これらの維持費を負担しながら、利益を確保する必要があります。特に燃料代は、配送距離が延びるほど消費量が増えるため、効率的な配送も考えなければなりません。また、原付バイクに乗るほど傷んでくるため、オイル交換などの点検整備費用も増加します。

このほか、自転車に比べて渋滞の影響を受けやすく、都心部ではかえって不利になることや、エリアによっては駐輪場の確保が難しくなる点もデメリットです。加えて、駐車禁止や速度違反など取り締まりの対象となるリスクも、自転車と比較して高くなります。

デメリット②|自転車に比べると小回りが利きにくい

自転車での配達であれば細い道も通り抜けられるため、目的地への最短ルートを選択しやすいでしょう。しかし、原付バイクは一方通行で進入できずに同じ道路に戻るまでに時間がかかってしまうなど、自転車に比べると小回りが利きにくいデメリットがあります。

そのため、目的地の途中に一方通行の標識や交通量の多い道路があると、原付バイクよりも自転車の方がスムーズに配達できる場合もあるかもしれません。

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バイクでデリバリーすると違法になるケースもある?

原付 ウーバーイーツ

運送業で126cc以上のバイクを使用する場合は、緑ナンバーと呼ばれる事業用ナンバーを取得しなければなりません。そのため、緑ナンバーを取得せずに126cc以上のバイクでデリバリーすると、違法になってしまいます。

しかし、125cc以下のバイクであれば規制がないため、緑ナンバーの申請は不要です。運輸支局に「有償運送許可証」を申請すれば、ピンクナンバーから緑ナンバーに変更することなく、デリバリーできます。

所属している会社によっては有償運送許可証の申請を会社で行ってくれる場合もあるので、確認してみましょう。

ウーバーイーツの配達で最適な原付バイク

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原付バイクを所持していない方がウーバーイーツの配送業務をバイクで始めたい場合、どのような車種を用意すればよいのでしょうか。

ここでは、ウーバーイーツの配達で利用する車種について、排気量、フードの有無、耐久性・燃費の観点からおすすめを紹介します。それぞれの車種に関するメリット・デメリットを理解した上で、好みに加えて配送業務を行う地域や目的にかなう原付バイクを選択してください。

排気量が大きい車種を選ぶ

都心部を外れた地域で距離を稼ぎたい場合は、排気量が大きい原付バイクを選ぶとよいでしょう。排気量が大きくなると、最高速度が時速60キロメートルとなるなど道路交通法上の制限が変わり、高速道路の走行が可能となるため、短時間で配送が完了できるなどのメリットがあります。

ただし、50ccを超える場合は普通自動車第一種運転免許や原付機自動車免許では運転できないため、小型限定普通二輪免許やAT小型限定普通二輪免許が必要です。

また排気量が増えると、燃料代や軽自動車税が増加する、交通事故のリスクが高くなる、駐輪場の確保がより難しくなるなどに注意しなければなりません。

50ccのメリット・デメリット

50ccの原付バイクは普通自動車第一種運転免許で運転でき、125ccと比べるとバイクの購入費用やガソリン代や税金などの維持費が安い点がメリットです。

デメリットとしては、時速30キロメートルまでしかスピードが出せないことや左車線しか走行できないこと、二段階右折をしなければいけないことです。これにより、予想より配達に時間がかかってしまうこともあるでしょう。

125ccのメリット・デメリット

125ccの原付バイクは30キロメートルの速度制限がないため、自動車と同じ速度で走れます。また、左車線を走らなくてもよいため、50ccよりも早く配達できるメリットがあります。

しかし、125ccは普通自動車第一種運転免許や原動機付自転車免許で運転できず、二輪の免許を取得しなければいけません。小型限定普通二輪免許であれば、取得費用や取得のための日数が少ないので、比較的取得しやすいでしょう。

50ccの原付バイクであれば駐輪場は見つけやすいですが、125ccだと駐輪できる場所が限定されてしまいます。停める場所が見つけにくい点もデメリットといえます。

雨天時も稼働するならフード付きを選択

ウーバーイーツの配達を専業として、天候に左右されることなく安定的に稼働したい場合は、フード付きの原付バイクを利用する方法があります。

ホンダの「ジャイロキャノピー」は、街中でよく見かける屋根付きバイクの代表的な車両です。コンパクトでありながら、大型のフロントスクリーンとルーフを装備しており、かつ3輪のため、悪天候時の走行安定性の高さも魅力といえます。

ホンダ:ジャイロキャノピー

原付 ウーバーイーツ

(出典元:本田技研工業株式会社

屋根付きの原付バイクは、宅配ビジネスや各種出張サービスでの使用を前提に作られているものの、一般的な原付バイクと比較して価格が高いことがデメリットです。ウーバーイーツの配達が初めての方は、新車を購入するのではなく、中古車両やリースから始めるとよいでしょう。

耐久性を重視するならスーパーカブを使用

ホンダの「スーパーカブ」は、牛乳配達や新聞配達などで使用する配達車両の代名詞でした。今もなお、業務用としての使用可能な耐久性、走行性能、経済性(燃費および車両価格)を有しており、もちろんウーバーイーツの配達にも威力を発揮します。

スーパーカブは、特に燃費に優れています。一般的な50cc原付バイクの燃費(カタログ値)が80キロメートル程度であるのに対し、スーパーカブ50プロは93キロメートルです。移動距離が長くなる配達業務では、燃費の良さは何よりもの魅力でしょう。

ホンダ:スーパーカブ50・110・C125

原付 ウーバーイーツ(出典元:本田技研工業株式会社

なお、スーパーカブには、50ccの「スーパーカブ50」、110ccの「スーパーカブ110」、および125ccの「スーパーカブC125」の3種類があります。スーパーカブ50は原動機付自転車免許で運転できますが、スーパーカブ110・スーパーカブC125は、AT小型限定普通二輪免許が必要です。

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小回りが利く・機動力があるバイクを使用

小回りと機動力を兼ね備えているバイクを使用すると、配達効率が上がります。125cc以下で配達におすすめなバイクは、ホンダの「PCX」とスズキの「アドレス110」です。

それぞれのバイクの特徴を見ていきます。

ホンダ:PCX

原付 ウーバーイーツ

(出典元:本田技研工業株式会社

ホンダのPCXはデリバリーの仕事で活躍しており、タイヤのサイズが一昔前のバイクよりも大きい特徴があります。タイヤサイズが大きいため、直進安定性が高く運転しやすいでしょう。

燃費は、1リットル当たり40〜50キロメートルです。配達範囲が狭ければ1リットルで1日持ってしまうこともあります。

欠点としては、PCXは人気車種のため、バイクの価格が高い傾向にあることです。しかし、人気があるからこそ流通台数が多く、状態が良い中古を購入してもよいでしょう。

スズキ:アドレス110

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(出典元:株式会社スズキ

スズキのアドレス110もタイヤのサイズが大きいという特徴がありますが、小回りが利くため、渋滞した道路や入り組んだ道でも持ち前の機動力が生かせます。

燃費は、1リットル当たり40〜50キロメートルです。PCXと同じく、燃費は良いといえるでしょう。

アドレス110は、新車価格でも22万5,500円(税込み)と比較的安価で購入できる点が魅力の一つです。また、中古価格は新車よりも安いので、小回りと機動力を兼ね備えているバイクを安く購入したい方におすすめです。

レンタルバイクでウーバーイーツの配達を行う選択肢もある

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原付バイクを購入すると購入費用の他に税金や保険料、修理費などの維持費がかかります。また、配達用の原付バイクはストップ&ゴーを繰り返すため、車体に負担がかかり、年間走行距離も長くなりやすいでしょう。そのため、タイヤやブレーキパッド、エンジンオイルなどのこまめな交換が必要になり、ランニングコストが高くなりがちです。

配達用のバイクをレンタルすることで、バイクの購入に必要な初期費用がかからなくなったり、税金やメンテナンス費用などのランニングコストを抑えられたりします。

加えて、バイクのレンタル費用は経費として計上できるため、業務委託であるウーバーイーツの配達員は節税ができる点もメリットです。

ウーバーイーツで原付バイクを利用して配達する場合の注意点

原付 ウーバーイーツ

原付バイクをウーバーイーツの配達で利用すると、機動性の向上や配送エリアの拡大、および身体的な負担の軽減など得られるメリットが大きいことが分かりました。しかしながら、アカウント登録時に書類の提出が必要なことや、事故リスクなど原付バイクならでは注意点もあります。

原付バイクを利用する際のウーバーイーツのルールのほか、車両リースや任意保険の注意点をまとめました。

アカウント登録時に必要な書類とは

ウーバーイーツの配達で原付バイク(125cc以下の二輪車)を使用する場合、アカウント登録時に必要な書類は以下の通りです。

  • プロフィール写真
  • 身分証明書(外国籍の方)
  • キャッシュカード
  • 運転免許証
  • ナンバープレート

自賠責保険証ウーバーイーツのホームページによると、「すべての書類は登録者本人のもので、名義が一致している必要があります」と書かれています。登録時にしっかりと確認してください。

登録した配達方法以外は利用できない

ウーバーイーツの配達業務は、アカウント登録時に申告した配達方法以外は利用できません。例えば、「自転車・徒歩」で登録した人が、原付バイクを利用することは不可能です。違反するとアカウント停止などのペナルティーが課せられます。

また、登録外の車両で配達時に事故が発生した場合、保険金が支払われない可能性もあります。新車に乗り換えるなど使用する車両を変更したい場合は、速やかに登録変更手続きを行いましょう。

なお、原付バイクを2台使用するなど、同じ車両タイプに限って複数車両の登録が可能です。原付バイクと自転車のように、異なる車両タイプの同時登録はできないため、他の車両タイプを利用する場合は、車両タイプの変更手続きをしてください。

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原付バイクをリースする際は契約内容をしっかり理解しておく

原付バイクを所有していない方は、原付バイクをリースする選択肢もあります。さまざまな会社が配達車両のリースを行っており、リース料金だけでなく、契約内容も大きく異なります。特に、リース期間は、途中解約ができない、あるいは違約金の支払いが発生する場合があるので注意が必要です。

このほか、定められた距離以上を走行した場合に距離延長料金が発生する、パンクや部品交換代が別途料金になる、などのルールが設けられていることもあります。細部まで確認しましょう。

リース料金の他に、燃料代などの費用がかかります。配達業務の従事期間や想定される収入を勘案した上で、リースもしくは購入(中古を含め)のいずれにするのか判断しましょう。

できる限り任意保険に加入しておく

任意保険加入は、ウーバーイーツの配達では特に定められていませんが、任意保険や労災保険に加入しておくべきです。

ウーバーイーツの配達パートナー向けのサポートプログラムには、「対人・対物賠償責任保険に加えて、配達中の事故により配達パートナー自身が傷害を負った場合に、医療費や入院費などの見舞金を補償します」と書かれています。しかし、適用される範囲が、「配達リクエストを受けた時点から配達が完了、またはキャンセルするまでの間並びに配達を終えてから15分以内に生じた事故」と限定的です。このため、配達中以外の事故への備えとして、任意保険の加入は必須といえます。

また、ウーバーイーツの配達員も労災保険特別加入制度により、労災保険に加入できます。労災保険に加入すると、比較的安い保険料で療養補償、休業補償、障害補償年金などを受け取れます。

配達業務は、移動中は常に事故リスクを抱えているため、将来のことを考えて手厚い補償を用意しておくに越したことはありません。

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ウーバーイーツで原付バイクを利用して配達する際に持っておきたいおすすめの装備

原付 ウーバーイーツ

原付バイクで配達する際に持っておきたいおすすめの装備は、トップケースやデリバリーボックス、スマートフォンホルダーやスマートフォン充電用ソケットです。

それぞれの装備について紹介するので、原付バイクでウーバーイーツを始めようと考えている方は、参考にしてください。

トップケース

トップケースは、バイクのリアの部分に取り付けて使用する装備です。トップケースはメーカーがオプションとして用意している場合もあり、アフターパーツとしての取り扱いも少なくありません。リアキャリアを装備しているバイクのモデルであれば、簡単に取り付けられます。

トップケースは商品をリュックに入れて配達するよりも安定性が高く、疲れずに運べるのがメリットです。トップケースに商品を入れて配達する場合は、トップケースの底に衝撃吸収マットなどを敷いておくとよいでしょう。

デリバリーボックス

デリバリーボックスはホンダの「ジャイロ」や「ベンリィ」、ヤマハのギアなど、荷台が搭載されているバイクに装備できる専用のボックスです。

デリバリーボックスの形は、サイコロ型や縦長の特殊タイプまでさまざまな種類が販売されており、配達する商品の形状によって自由に選択できます。

スマートフォンホルダー

スマートフォンホルダーをバイクのハンドル周辺に固定すれば、走行中にスマートフォンの画面を確認できます

ウーバーイーツのドライバーは、配達先の住所をスマートフォンに入力し、ナビゲーションの代わりに使用する方が多いです。知らない地域に配達する可能性のあるドライバーには、スマートフォンホルダーは必須アイテムでしょう。

スマートフォン充電用ソケット

ウーバーイーツの配達ではスマートフォンを使用するため、仕事中にスマートフォンのバッテリーが切れてしまっては困ります。バイクにスマートフォン充電用のUSB電源などが装備されているモデルも増えてきましたが、後づけでスマートフォン充電用のソケットを取り付けることもできます。

スマートフォン充電用ソケットを設置すれば、スマートフォンの電池切れを心配せずにナビゲーションなどにも使用できるでしょう。

ウーバーイーツで配達するなら機動力に優れた原付バイクでスタート

原付 ウーバーイーツ

原付バイクをウーバーイーツの配達で使用すると、機動力が向上し、かつ配達範囲が拡大するため、より高額の報酬を得られるメリットがあります。一方で、相応のコスト負担が生じることから、稼働時間や利用条件を考えながら、原付バイクを購入・リースのどちらにするかや、車種を選ぶとよいでしょう。

配送業務に従事する際は、登録した車両タイプや車両を使用するなど、ルールを守らなければなりません。また、運転距離が延びると事故リスクが高くなるため、慌てず安全に配達するとともに、万が一を考えて任意保険や労災保険に加入しておきましょう。

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