ウーバーイーツの配達員が自転車登録をする方法をはじめ、車両の変更や追加などをご紹介します。
ウーバーイーツ配達員は車両の登録が必須であり、必要書類を揃えて事前に申請する必要があります。配達に使用する車両は自転車や原付、バイクや軽自動車など幅広く登録可能です。ただし、必要書類は車両ごとに異なっており、自転車が最も手軽に申請できるという特徴があります。
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目次
配達車両は自転車・原付バイク・車が登録可能
ウーバーイーツの配達員は以下の3種類の車両を配達車両として登録できます。
- 自転車
- 原付バイク(125cc以下)
- 軽自動車やバイク(125cc超)
ウーバーイーツはアプリなどを活用したフードデリバリーサービスです。配達員は飲食店で受け取った料理を注文客の元へ迅速に届ける必要があるため、車両の使用が必須となっています。
また、車両登録の際は本人確認もかねてウーバーイーツに必要書類を提出することが義務付けられています。この他、2021年6月からは徒歩配達(ウォーカー)が導入されている地域も増えています。ただし、徒歩配達(ウォーカー)であっても車両の登録は必須です。
自転車の登録は必要書類が少なく手軽でおすすめ
配達員が利用できる3種類の車両の中では、自転車が最も手軽に登録することができます。配達車両の登録に必要な書類は以下のとおりです。
自転車 |
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原付バイク(125cc以下) |
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軽自動車やバイク(125cc超) |
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身分証明書は運転免許証以外にパスポートや個人番号カードも認められているため、新たに書類を準備する手間が少ないのが特徴です。一方、原付バイク(125cc以下)や軽自動車やバイク(125cc超)は身分証明書として運転免許証の提出が必須です。
書類は写真のアップロードで提出するため手軽ですが、自転車と比較するとどうしても手間が増えてしまうでしょう。
配達車両はレンタルも可能だが登録が必要
ウーバーイーツで使用する配達車両はレンタルすることも可能です。ただし、レンタル車両であってもウーバーイーツの車両登録は必須です。
ウーバーイーツ公式サイトの「配達パートナーへの車両レンタルサービス」というページには下記のようなレンタル車両が紹介されています。定期的なメンテナンスがされており、常に最良のコンディションが保たれています。
- 帝都産業株式会社(バイク):1か月あたり16,000円(税別)から
- COGICOGI(自転車):1か月あたり6,000円~10,000円(税別)
- 帝都産業株式会社(自転車):1か月あたり10,000円(税別)
- Cycle Trip BASE(電動アシスト車など):1か月あたり4,000円(税別)から
上記でご紹介したレンタル会社はウーバーイーツと提携しており、配達員向けの専用プランがあるのも魅力的です。費用などを優先して自分でレンタル車両を取り扱う会社を探すこともできます。
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ウーバーイーツの自転車登録方法は2通りある
ウーバーイーツの車両登録は、申し込み時だけでなくアカウント作成から期間が空いても問題ありません。車両登録はウーバーイーツ公式サイトのマイページ・アプリを利用できるので、手軽に登録・変更ができます。
また、配達員として稼働し始めた後からでも車両を変更することもできます。とりあえず登録が手軽な自転車を選択しておき、必要に応じてバイクや軽車両に変更するという使い方もできるのは大きなメリットです。
ウーバーイーツ申し込み時に登録をおこなう
ウーバーイーツ申し込み時に自転車の登録をする大まかな流れは下記となります。
- 公式サイトからウーバーイーツのアカウントを作成する
- 車両を選択し、必要書類をアップロード
- 公式サイトやアプリで書類が承認されるのを待つ
ウーバーイーツ配達パートナー募集ページでアカウントを作成すると、登録に関するメールが送付されます。メールに添付されたリンクからマイページにアクセスし、車両の選択や必要書類のアップロードをおこなう事で申請が可能です。
その後は公式サイトのマイページや専用アプリ「Uber Driver」で書類が承認されるのを待ちます。アカウントを作成した後は、いつでも公式サイトのマイページや専用アプリ「Uber Driver」から書類の提出が可能です。
配達員として働き始めた後から車両を変更
配達員として働き始めた後から車両を変更する流れは下記となります。
- 公式サイトまたはアプリの「配達方法を変更したい」から問い合わせ
- サポートから連絡が来たら必要書類をアップロード
- 公式サイトやアプリで書類が承認されるのを待つ
まずは公式サイトやアプリのヘルプページにある「配達方法を変更したい」にアクセスします。変更を希望する車両を選択し送信が完了すると、メールまたはチャットからウーバーイーツサポートよりメッセージが届きます。メッセージの内容に従って必要書類を提出し、承認完了となれば車両変更は完了です。
スムーズに変更をおこなうために、スマートフォンなどで必要書類を事前に撮影しておくのがおすすめです。
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ウーバーイーツでは車両追加も可能だが条件に注意
ウーバーイーツの配達員が登録できる車両は基本的に1台に限ります。ただし、同じ車両タイプに限って複数の車両を登録しておくことができます。
複数の車両登録は手持ち車両とレンタル車両を組み合わせることでメリットが生まれます。必要書類の少ない自転車の場合は特にメリットが大きいため、登録方法などを事前に確認しておくのがおすすめです。
同じ車両タイプの場合のみ複数登録が可能
ウーバーイーツは同じ車両タイプの場合のみ複数登録することができます。このシステムを活用すれば、手持ちの車両とレンタル車両を使い分けることも可能です。
配達員として高額な報酬を狙う場合は注文を増やすことになりますから、車両の1日の走行距離も伸びることになります。車両を酷使すれば、故障など万が一のトラブルも起きやすくなるでしょう。
複数登録できるシステムは万が一のトラブルに対して有効です。自転車の場合は必要書類が身分証明書とプロフィール写真のみなので、レンタル車両への切り替えもスムーズです。ただし、異なる車両タイプの場合は申請が必要となるため注意しましょう。
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車両変更の承認は2営業日程度かかる
ウーバーイーツの車両変更は承認されるまで2営業日程度必要となります。例えばウーバーイーツの公式サイト「Uber ヘルプ」には下記のように記載されています。
書類は通常2営業日以内に承認されますが、その間は配達パートナーとして稼働していただくことができません。
承認されるまでの期間は長くはありませんが、配達員として稼働再開するまで最低でも1日〜2日は必要となります。
また、ウーバーイーツサポートの状況によっては車両変更が承認されるまで2営業日以上の時間がかかることもあるでしょう。さらに、ウーバーイーツのインセンティブ(追加報酬)のある場合にも、稼働後に対象者となるまで3週間(最大2か月)かかる可能性があるとしています。
獲得する報酬にも影響してきますので、車両変更の必要があれば早めに申請するのがよいでしょう。
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未登録車両はアカウント停止や補償が受けられないリスクがある
ウーバーイーツでは、必要書類をアップロードしなくては配達員として働けません。ウーバーイーツの規約で定められているのはもちろん、配達員が利用するアプリも書類を提出しなければ稼働ができないシステムとなっています。万が一登録した車両以外の「未登録車両」で配達をすると、アカウント停止や補償が受けられない可能性が出てきます。
未登録車両はウーバーイーツの規約で禁止されている
登録していない、いわゆる「未登録車両」で配達を行うことは、ウーバーイーツの規約で禁止されています。
未登録車両を使うと、飲食店や注文客の通報で発覚する可能性が高いといえます。ウーバーイーツに加盟する飲食店は、配達員を手配する際にWebなどから車両も確認できます。また、注文客もアプリ上から配達員の車両タイプを確認することができます。注文の受け取りや配達の際、利用している車両が異なればウーバーイーツに通報される可能性があるでしょう。
さらにウーバーイーツは2020年11月24日より利用者だけでなく一般の方からも報告を受け付ける「お客様相談室」を設置しています。また、配達員の同業者からの通報や警察官の連絡など、ウーバーイーツに未登録車両が通報される可能性は至るところに存在します。
ウーバーイーツの保険は対人・対物で手厚い内容
ウーバーイーツでは三井住友海上火災保険の包括連携協定に基づいた「配達パートナー向けサポートプログラム」を提供しています。配達パートナー向けサポートプログラムは無料で提供されており、配達中の事故や傷害に関する幅広い内容となっているのが魅力です。
補償期間 |
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補償金額(税込) |
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補償対象外の例 | 故意または重大な過失、酒気帯び運転など |
傷害補償は手厚く、医療費用50万円を上限とする「医療見舞金」をはじめ後遺障害や入院・手術までカバーしています。ただしこの保険が適用されるのはウーバーイーツの規約に沿って配達していた場合のみです。未登録車両などを利用していれば、万が一の事故やトラブルの際に高額な負担が発生するリスクもあります。
自転車配達でも別途保険へ加入しておくと安心
ウーバーイーツの保険は対人・対物・傷害までカバーする手厚い内容ですが、以下の注意点があります。
- 「注文の待機中」など適用対象外となる場合がある
- 示談交渉が無いため労力と時間がかかる
ウーバーイーツの保険は配達中に適用されるため「注文の待機中」などは対象外となります。万が一事故などにあっても、補償されない可能性があるため注意が必要です。また、示談交渉が無く事故の相手方との交渉は自分でおこなうことになるのもデメリットです。
ウーバーイーツのデメリットをカバーするためには、自身で保険への加入をしておくのもおすすめです。例えばウーバーイーツ配達員も加入できる「労災保険への特別加入」であれば、補償の範囲が広がり休業した際の補償にも期待できます。
また、全日本交通安全協会の「サイクル安心保険」など低額でも示談交渉サービスの付いた保険も提供されています。費用の負担は増えますが、ウーバーイーツで安心して働くために他の保険への加入も検討するのがおすすめです。
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ウーバーイーツの自転車登録は手軽なので申し込み時登録がおすすめ
ウーバーイーツの自転車登録は必要書類も少なく手軽です。自転車は新たに購入する場合の費用も抑えられますし、レンタル車両との併用もできるなどのメリットがあります。
もちろん申請さえすれば、配達員として働き始めた後に原付バイクや軽自動車に変更することも可能です。ウーバーイーツ配達員の申し込み時に登録する車両に迷ったら、とりあえず自転車で登録しておくことをおすすめします。
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