アマゾンフレックスとは 軽貨物で稼ぐ、新しい働き方です。配達員の働き方として、段々と知名度も上がってきています。しかし、Amazon Flex (アマゾンフレックス)が、どういうサービスなのか知らない方も多いのではないでしょうか。この記事では、まだ実態があまり知られていないAmazon Flex (アマゾンフレックス)について詳しくご紹介します。
Table of Contents
アマゾンフレックスとは 軽貨物で「自分のペースで働ける」仕事です
Amazon Flexとは、大手ショッピングサイトAmazonが始めている流通サービスです。これまでAmazonは配送を大手宅配業者に委託していましたが、自社で直接個人の軽貨物の配送ドライバーを雇い、配送を行うようになりました。
Amazon Flex (アマゾンフレックス)の仕事内容・勤務時間・報酬の仕組みをチェック!
では実際にAmazon Flexの仕事や働き方について詳しく見ていきましょう。
Amazon Flex (アマゾンフレックス)の仕事内容はAmazonの荷物限定の配送業務
仕事内容はAmazonの荷物に限定された「宅配業の個人事業主版」です。Amazonの配送ステーションや協力店舗に荷物を受け取りに行き、その後お客様のもとへ運びます。軽貨物で、規定の時間内に運び終えられれば、直帰も可能です。
Amazon Flex (アマゾンフレックス)の勤務時間は7:00~22:00の間で選ぶことができる
Amazon Flexの勤務体系は少し特殊で、2〜8時間で時間が区切られているブロック制です。軽貨物での勤務時間は荷物の配送時間である7:00〜22:00の間から好きな時間のブロックを選べます。また、仕事をキャンセルしたい場合は、働く予定時間の24時間前までであれば問題ないため、自分の都合に合わせて働くことができます。
報酬の仕組みはAmazon独特のシステム|週払いで報酬が受け取れる
Amazon Flexの報酬形態は独自のシステムを採用しています。時間をブロック制で選ぶことができるように、報酬はその1ブロック働いた分だけ支払われます。地域によって報酬額が変わりますが、軽貨物での配送は時給換算すると平均約2,000円の報酬となります。
また、週払いで報酬を受け取れるので、お金に困ったときにも来月まで待たずに入金されるのも嬉しいポイントです。
Amazon Flex (アマゾンフレックス)での配送手段は2種類!軽貨物自動車か自転車での配送が可能
これまでAmazon Flexの配送は車でないとできませんでしたが、最近電動自転車での配送が解禁され、これまでよりAmazon Flexを始めやすくなりました。
軽貨物自動車での働き方
自動車(軽貨物自動車)で配送依頼を受けたAmazonの商品をお客様のもとまで運びます。Amazonは気軽に注文しやすいため、小さくて軽い荷物も多く、普通の宅配便業者より力を必要としないことが多い傾向にあります。軽貨物の自動車を持っていない人でも、Amazonが車のリース・レンタルを用意しているので、運転免許証とスマートフォンさえ持っていれば始めることができます。
電動自転車での働き方
電動自動車も働く内容としては軽貨物自動車の場合とほぼ同じで、こちらもレンタル・リースが用意されています。軽貨物自動車と違うのは、自転車のため荷物を運ぶ範囲が狭くなる点と、少し報酬が下がる点です。体を動かしながら気軽に働くことができます。
Amazon Flex (アマゾンフレックス)|軽貨物自動車の配達員の始め方
ここからは、 Amazon Flex(軽貨物自動車の配達員)の始め方について解説します。配達員になる条件、配達員になるために必要なものなどをチェックしましょう。
軽貨物|配達員になる条件は4つ
Amazon Flexの配達員になるための条件は以下の4つです。
1.貨物軽自動車運送事業の黒ナンバー登録
自動車での配送は黒ナンバーの軽貨物車が必要です。
黒ナンバーとは車についている黒地に黄色い文字のナンバープレートのことで、これは軽自動車で
運賃をもらって運ぶ車両への取り付けが必須とされています。
登録をしないとAmazon Flexの配達員にはなれません。
2.自賠責保険と任意保険の加入が必須
特に、任意保険は対物1億円以上・対人無制限と条件が定められています。
3.20歳以上であること
4.スマートフォンを持っている
配送のやりとりやルートの表示など、Amazon Flexのやりとりは全てスマートフォン上で行われます。
軽貨物|配達員になるために必要なものは?
アルバイトを始めるときに、飲食店だと白シャツ・黒ズボンなど服装に指定が入り、わざわざ新しい洋服を購入しなければならない場合もあります。しかし、Amazon Flexなら、
スマートフォン
⿊ナンバー軽貨物⾃動⾞
この2つさえ持っていれば始められます。
スマートフォン
Amazon Flexは、報酬の管理や荷物の配送先など、業務に必要なやりとりは全てスマホ上で行われます。そのため、アプリをダウンロードできるスマホが必要です。また、配送ルートの表示などは動作が重くなることもあるため、ストレージ容量の多いスマホだとアプリの操作もスムーズにできて安心です。
⿊ナンバー軽貨物⾃動⾞
Amazon Flexでは配送を自分の車で行います。荷物を運ぶために、普通のナンバーではなく黒ナンバーを取得する必要があります。もし車を持っていなかったり、黒ナンバーを取得するのが手間だと感じる人はAmazonのパートナー企業より⿊ナンバー軽貨物⾃動⾞がレンタルできます。
軽貨物|配達員の1ヶ月の報酬を概算でチェック!
Amazon Flexの報酬はエリアによって異なりますが、時給に換算すると約2,000円となります。1日に2ブロック(約10時間程度の見込み仕事)として1ヶ月の働く日数で報酬の概算を計算します。
1ブロック(5時間程度の見込みの仕事)= 10,000円を行った場合
1日の報酬(2ブロックの仕事を実施)= 20,000円
1ヶ月、10日間働いた場合の報酬 = 200,000円
1ヶ月、20日間働いた場合の報酬 = 400,000円
1ヶ月、30日間働いた場合の報酬 = 600,000円
上記計算の場合、1ヶ月で最大60万円の報酬が見込めます。好きな時間に働けるので、自分のペースで報酬を得ることができます。
軽貨物|拡大中の募集エリア・今どんなところで募集してる?
Amazon Flexは現在配達エリア拡大中です。拡大に伴い、以下の地域ではたくさんの配達員を募集しています。もしこの地域に当てはまらなくても働くことはできるので、ぜひ応募してみてください。
関東 – 東京都・神奈川県・埼玉県
東北 – 宮城県
関西 – 大阪府・兵庫県
九州 – 福岡県
詳しくはこちらのページから確認できます。(2022年8月時点)
Amazon Flex (アマゾンフレックス)|電動自転車の配達員の始め方
Amazon Flexは電動自転車の配達員の募集も開始しています。
自転車|配達員になる条件は5つ
Amazon Flexの電動自転車配達員になるための条件は以下の5つです。
1.20歳以上の方
お客様の荷物を運ぶ安全上の観点から配達員になることができるのは20歳以上と決まっています。
2.電動アシスト付き自転車に乗れる方
自転車に乗れる人でないと配達員にはなれません。
3.スマートフォンをお持ちの方
配送のやりとりやルートの表示など、Amazon Flexのやりとりは全てスマートフォン上で行われます。
4.日本での就労資格をお持ちの方
法律上の観点から日本での就労資格をお持ちの方でないと働くことはできません。
5.1日の最低勤務時間:1ブロック(4時間見込みの仕事)
好きな時間に働けますが、電動自転車配達員は1日最低4時間と決まっています。
自転車|配達員になるために必要なものは?
Amazon Flexは報酬の管理や、荷物の配送先など、業務に必要なやりとりは全てスマホ上で行われるため、アプリをダウンロードできるスマホが必要です。また、配送ルートの表示などで動作が重くなるため、ストレージ容量の多いスマホだとアプリの操作もスムーズにできて安心です。
特に、自転車で配達の場合は車のナビがないので、スマホで配送先を確認できるかは重要になってきます。また、充電が減りにくいスマホもしくは充電器を持っていると安心して配達できます。
なお、自転車をお持ちでない方は、Amazonの配送センターにてレンタルできます。
自転車|配達員の1ヶ月の報酬を概算でチェック!
自転車の場合、軽貨物自動車より配達できるエリアが狭くなるため、報酬は時給で約1,800円と少し低くなります。1日に2ブロック(約8時間程度の見込み仕事)として1ヶ月の働く日数で報酬の概算を計算します。
1ブロック(4時間程度の見込みの仕事)= 7,200円
1日の報酬(2ブロックの仕事を実施)= 14,400円
1ヶ月、10日間働いた場合の報酬 = 144,400円
1ヶ月、20日間働いた場合の報酬 = 288,800円
1ヶ月、30日間働いた場合の報酬 = 432,400円
軽貨物自動車より少し報酬は低くなりますが、運転免許を持っていなくても始められるのが魅力といえます。
自転車|拡大予定の募集エリア・今どんなところで募集してる?
現在募集されているエリアは以下のとおりです。
東京都:墨田区
今後、主要都市にて募集強化を行うことが予測されます。配送が時間内に終われば配送ステーションに戻らず直帰が認められているので、自分の時間を有意義に使うことができます。
現在自転車での配達は首都圏を中心に展開されていますが、今後拡大していくでしょう。自転車配達員について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
Amazon Flex (アマゾンフレックス)で働く4つのメリット
Amazon Flex(アマゾンフレックス)で働くメリットは以下の4つです。
働く時間とエリアを自由に選べる
Amazon Flexは時間に縛られず好きなときに働くことができます。また、エリアも縛られないので、主体的な働き方も目指せるでしょう。
収入を安定させやすい
Amazon Flexは報酬をブロック制で設定しているため、自分がいくら稼げるかが明確にわかりやすく、収入を安定させやすい傾向にあります。
服装や髪型が自由
面接や履歴書を送る必要もなく、服装などにも規定がないので、自分の好きなスタイルで働くことができます。
お客様への対応が少ない
Amazonの注文をするお客様は置き配やポスト投函を望む人も多く、直接やり取りする回数が少ないのもメリット。そのため、接客があまり好きでない人にも向いている仕事といえます。
Amazon Flex (アマゾンフレックス)で働くことを検討する際の3つの注意点
Amazon Flex(アマゾンフレックス)で働くことにはメリットが多い反面、少なからず注意点も存在します。
さまざまな荷物を運ぶため、体力・持久力が必要
Amazonの注文は生鮮食品や家具などジャンルは多岐にわたります。大小さまざまな商品に対応する必要があるため、ある程度の体力・持久力はあったほうが良いでしょう。
配達で発生するガソリン代や駐車場料金等は自分持ち
ガソリン代や駐車場料金はAmazon Flexから支払われないため、報酬から賄うことになります。諸経費がかかることを忘れないようにしましょう。
一般的な会社のような昇給はない
荷物を運ぶ数をこなしていけば昇給、というケースはありません。報酬は全員一律のため、多く稼ぐにはそれだけ多くの時間働く必要があります。
Amazon Flex (アマゾンフレックス)で効率よく稼ぐにはコツがある
ここではAmazon Flex(アマゾンフレックス)で効率よく稼ぐコツを4つご紹介します。
毎回同じ配達エリアを選択する
効率よく回れるようになるには、道を覚えるのが一番早いといえます。そのためには、配達エリアは違うエリアを選ぶのではなく、毎回同じエリアにして道を覚えるのがおすすめです。
配達ルートをAI任せにしない
AIにルートを指示してもらうのは楽ですが、精度の問題上、遠回りのルートを示されることがあります。同じ配達エリアを運び、道を覚え、AI任せにせずにルートを決められるようになると早く配達できます。
配達時にあると便利なグッズを用意する
Amazon Flexのアプリはスマートフォンの充電を大きく消費するため、モバイルバッテリーの用意をおすすめします。また、ウエストポーチやハンドライトなどを携帯するのもおすすめです。
配達は焦らず確実にこなす
早く運んで終わらせたいという気持ちもわかりますが、法定速度を守らないと罰金に繋がることもあります。焦らず、確実に荷物を配達しましょう。
Amazon Flex (アマゾンフレックス)いいかも?と思ったら配達員の登録方法をチェックしてみよう
好きな時間に、好きなエリアで働くことができるAmazon Flex(アマゾンフレックス)。ここでは配達員になりたい人へ向けてAmazon Flexの登録方法をご紹介します。
軽貨物自動車の場合
登録方法は以下の通りです。
下記リンクからAmazon Flex配達員の募集に応募する
応募後、Amazon Flexから送られてきたメールに沿って本登録を行う
30分ほどで登録が完了します。
↓↓↓ 積極募集中↓↓↓
電動自転車の場合
電動自動車の場合も軽貨物自動車と同様の方法で登録できます。
下記リンクからAmazon Flex配達員の募集に応募する
応募後、Amazon Flexから送られてきたメールに沿って本登録を行う。
こちらも30分ほどで登録が完了します。
↓↓↓ 積極募集中↓↓↓
Amazon Flex (アマゾンフレックス)に関するよくある疑問を解決!Q&A
ここでは、Amazon Flex(アマゾンフレックス)に関するよくある質問をまとめました。登録を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
Q1.急な用事が入ったとき仕事(オファー)は断れる?
「子どもの熱が出た」「本業の仕事が終わりそうにない…」など、急な予定が入ってしまう場合でもAmazon Flexの配達員は安心して働くことができます。
Amazon Flexは仕事が始まる24時間前までであれば仕事のキャンセルが問題なく行えます。ただし、24時間を過ぎてからのキャンセルは、回数が重なると最悪アカウント停止になってしまう恐れがあるのでご注意が必要です。スケジュールに余裕を持ってオファーは入れるようにしましょう。
Q2.登録する車は普通貨物の自動車ではダメ?
これまでAmazonが大手運輸会社に依頼していた仕事を個人が業務委託として請け負うのがAmazon Flexです。物を運送する事業は法律で、普通貨物の場合は許可が、軽貨物であれば届出が必要とされています。そのため、Amazon Flexの場合、個人の始めやすさを考え、登録する車は軽貨物に限定していると考えられます。
普通貨物の自動車しか持っていない方でも、Amazon Flexでは軽貨物自動車のレンタル・リースを用意しているので気軽に始めることができます。
Q3.Amazon Flexでの収入は確定申告が必要?
配達員はあくまで個人事業主のため、Amazonと雇用関係にあるわけではありません。そのため、本業の場合は48万円、副業の場合でも20万円を超える場合は、自身での確定申告が必要です。これは主婦・学生関係なく申請が必要です。
もし確定申告を忘れていた場合、後から申請することもできますが、税金を余分に支払わなくてはいけないこともあるので、忘れずに確定申告を行いましょう。
特に、Amazon Flexを本業にしたいと考えている方は登録後2ヶ月以内に
開業届
青色申告承認申請書
この2つを忘れずに申請しましょう。
Amazon Flex (アマゾンフレックス)に登録して、あなたらしい働き方を実現しよう
平均時給はおよそ2,000円で、他のアルバイトよりも割りのよいAmazon Flex(アマゾンフレックス)。好きな時間・好きなエリアで働くことができるほか、スマホと黒ナンバーの軽自動車があればいつでも始めることができるため、あなたらしい働き方が実現します。
これからの時代、副業でスキマ時間にお金を稼ぐのは自然なことになりつつあります。手軽にできるAmazon Flexで副業を始めてみてはいかがでしょうか。
↓↓↓ 積極募集中↓↓↓
↓↓↓ 積極募集中↓↓↓