ウーバーイーツの給料をはじめ、振り込みにおける基礎知識や困ったときの対処法を特集しました。
繁華街のニューフェイスにして、フードデリバリー戦国時代の象徴でもあるウーバーイーツの配達員。新たな企業風土の中で働く配達パートナーは、どのような報酬体系のもとで「出前改革」の一端を担っているのでしょうか。出前ビジネスを下支えする、配達パートナーの金銭面を徹底追跡していきます。
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ウーバーイーツ給料の仕組みとは?
はじめに、ウーバーイーツの給料の体系について、以下のポイントに沿って解説します。
- 成果報酬型の給料システム
- 配達パートナー報酬の計算式(時給の目安)
- ウーバーイーツの給料は「週払い制」
固定給料制ではなく歩合制
ウーバーイーツ配達員の給料は、一定の賃金が支給される固定給ではなく、配達件数や数量に応じた出来高制(歩合制)です。
そもそも配達パートナーは、ウーバーイーツとの雇用関係を持たずに、業務を受託する個人事業主となります。雇用契約がなければ時給制や日給制が適用されず、「働いた分=成果報酬」のシンプルな等式が成り立ちます。
配達パートナーの給料は、稼働時間や業務遂行力などの差によって、それぞれに異なるのが特徴です。フードデリバリー業界の価格競争から、今後は配達報酬が引き下げられていく見通しですが、いまだ工夫次第ではコンスタントに月収20万以上を得ることも可能。
時給換算の目安は、大都市圏が1,500~2,000円、地方都市で1,000~1,500円となるため、通常のアルバイトよりも高収入を達成しやすくなっています。
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配達パートナーの給料モデル
ウーバーイーツの給料は、以下の計算式をもとに支払われます。
配送料 = 基本料金 - サービス手数料(10%) + 配達調整金 + インセンティブ
報酬システムの基本となる項目は、「基本料金」「配達調整金額」「報酬(インセンティブ)」の3つ。基本料金は、時間・距離・場所などの違いから算出される金額のことで、最低報酬額は300円~です。
2021年以降、通称スリーコインズ(スノコ)と呼ばれる最安値案件が増えないよう、ウーバーイーツは過去数回に渡って報酬システムの改定を行ってきた経緯があります。
一方、配達調整金は次の条件によって、変動・追加される金額に該当します。
配達調整金が発生するケース例
- 道路混雑などの交通状況が予想される場合
- 飲食店での料理の受け取りに時間が掛かる場合
- 配達ニーズが急増している場合
またインセンティブは、「ブースト」「クエスト」「ピーク料金」から成る追加報酬の合計です。
ブーストは、注文の多い休日や時間帯に稼働すると、基本料金が一定の倍率で加算される仕組みを指します。例えば、基本料金が1,000円でブーストが1.2倍の場合、差額の200円(1,000 × 1.2 - 1,000円)が報酬に加えられるというもの。
そのほかクエストやピーク料金も、配送件数や顧客満足度に応じてプラスされるボーナスの位置づけです。配達パートナーの収入を増やすためには、これらインセンティブが高まる状況で稼働数をこなしていくのが近道となります。
給料の受け取り方法は2パターン
ウーバーイーツの配達パートナーが受け取る全報酬の内訳は、下記の通りです。
売上の総額=銀行振り込み分+現金配達分(代引き)
配達パートナーは、「銀行口座への振り込み」と「現金支払い」によって給料を得ています。入金サイクルには「週払い制」が採用されている一方で、さらに即金性を高められる現金手渡しの依頼を受けることも可能です。
なお、現金配達を行うには、次の条件のうちいずれかを満たしている必要があります。
- アプリにクレジットカードかデビットカード情報を登録すること
- 40回以上の配達実績があること
現金決済で支払われた金額分は、銀行振り込みの際に差し引かれて入金されます。注文者から集金した金額の中には、ウーバーイーツやレストラン側の取り分が含まれているため、現金払いの回数が重なるにつれて、後ほどクレジットカードでの精算が必要となる場合があります。
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ウーバーイーツの給料日はいつ?
ウーバーイーツのバイト給料日(報酬の受け取り日)は、毎週水曜日頃です。
配達パートナーの報酬は「週払い制」であり、一週間ごとの賃金をこまめに受け取れるメリットがあります。
具体的には、「月曜日の午前4時締め」の「水曜日払い」を採用。すなわち、前週の月曜日から日曜日(正確には月曜日の午前4時)まで稼働した分が、締め日から約3日後の水曜日頃に振り込まれます。
ウーバーイーツの報酬が支払われるスケジュール例
- 1/1(月)~1/7(日)まで稼働した場合
- 1/8(月)の午前4時に締められ、最短で1/10(水)に入金される
- 1/7(日)~1/8(月)の深夜2時まで稼働した場合
- 1/8(月)の午前4時に締められ、2日後の1/10(水)に入金される
ウーバーイーツでは、例えば前週分の報酬が300円(スリコ)だった場合でも、きっちりと入金が行われます。引き出し金額の最低ラインが存在しない上に、振り込み手数料が掛からないのも魅力の1つ。ウーバーイーツ側が費用を負担してくれるため、配達パートナーは安心して仕事に取り組むことができます。
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ウーバーイーツの給料が振り込まれない4つの原因
本項では、配達員報酬が入金されない場合の原因を、以下の視点から紐解いていきます。
- 配達員の認識違いや登録情報の誤りによるもの
- ウーバーイーツの企業特性によるもの
- 登録している金融機関の不具合によるもの
理由1:給料日は水曜日一択ではない
ウーバーイーツの給料日(報酬の支払い日)は、厳密に毎週水曜日とは定められていません。一般的な給料日のように祝日などの関係上、振り込みが翌日以降にずれ込むこともあります。
以下、ウーバーイーツの公式サイトに上げられたQ&Aの回答部分を引用します。
【祝日に伴う入金の遅延について】
祝日に伴い、お支払いの入金が遅れる可能性があります。あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。
毎週のお支払いは通常、週の終わりまでに銀行口座に振り込まれます。ただし、銀行の処理時間によっては、一部の入金が遅れる場合があります。
このように、週ごとの支払いが遅れる可能性について言及されているため、なるべく次の日曜日頃までは入金を待つ姿勢が必要です。
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理由2:登録している口座情報に誤りがある
入金の遅延を防ぐためには、正しい銀行口座の情報をアプリに登録していなくてはなりません。
なお、配達員報酬の受け取り先に指定できない金融機関は以下の3行です。
- ゆうちょ銀行
- 信用金庫
- ネット銀行(ネットバンク)
もう一点注意が必要なのは、みずほ銀行の口座を登録しているケースです。みずほ銀行は海外送金に対するトラブルが多く、振り込みまでに日時を要する場合があります。稀ながら、ウーバーイーツから入金に関する確認の電話が来たり、ウーバーイーツの報酬を証明するための書類を提出したりなどの手間が掛かる事例も報告されています。
上記の銀行口座しか持っていない場合は、ウーバーイーツと相性のよい口座を開設するのもおすすめです。ウーバーイーツが推奨している三菱UFJ銀行や三井住友銀行であれば、報酬の支払いが遅れる心配も少ないといえます。
理由3:金融機関の不具合・メンテナンスのため
金融機関側のトラブルやシステムメンテナンスのタイミングが重なると、一時的に振り込みサービスが停止されることがあります。
その場合はシステム処理が完了次第、口座への入金が行われるため、2~3営業日は様子を見るようにしましょう。
また祝日や年末年始、ゴールデンウィークなどの長期休暇を挟む際も、即時入金がされない原因となりえます。
理由4:ウーバーイーツの問題・海外送金のため
元締めであるウーバーイーツ側の事情から、振り込みが遅れている可能性もあります。ウーバーイーツは多国籍展開をしており、祖国アメリカが休日・祝日の場合は、諸外国にも影響が及びます。
例えば、アメリカも同じように週払い制ですが、給料日(報酬受け取り日)は毎週火曜日頃です。一方の日本は、アメリカやオランダを経由する海外送金が行われており、さらにスケジュールの勝手が異なります。
運営側のトラブルの場合は、サポートからのメールが届くことがあるため一度確認してみましょう。
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ウーバーイーツの給料が振り込まれないときにやるべきこと
支払い明細が発行されている上に、給料日(報酬受け取り日)を過ぎても入金がされない場合は、アクションが必要なことも。ここでは、報酬の振り込みが行われないときの対処法を、大きく2点に分けて解説します。
口座情報の変更&確認
入金処理が行われない原因の多くは、間違った口座情報をアプリに登録してしまうことです。振り込み先情報の数字などの誤りだけではなく、入力の仕方に留意する必要があります。
以下、口座情報の変更を行う際に、チェックすべきポイントをまとめました。
- 口座名義人の入力順序に注意する
- 「名前→性別」の順で記入します。
- 名義人住所を正しい英語方式にする
- 「番地・号→町名→市区町村→都道府県→国」の順序で記入し、建物名は省略します。
- 住所の記入例1
日本方式:東京都港区芝公園4-2-8(東京タワーの住所)
英語方式:4-2-8, Shibakouen, Minato-ku, Tokyo
[住所の記入例2]
日本方式:大阪府大阪市北区梅田1-1-1 ABCマンション101号室
英語方式:1-1-1-101, Umeda, Kita-ku, Osaka-shi,Osaka - 口座情報の番号違いに注意する
- 確認する箇所は、「金融機関名」「金融機関コード(数字4桁)」「支店コード(数字3桁)」「口座番号(数字7桁)」の4点です。
サポートセンターに問い合わせをする
いよいよ原因が分からず、運営からの事前連絡や通知がない場合は、サポートセンターに対応をお願いしましょう。
現在、配達パートナーの問い合わせ先としては「電話」か「配達アプリ」のいずれかを選ぶことができます。電話では、「アカウント名」と「報酬が振り込まれない状況」をオペレーターに伝えると、まもなく入金処理が行われます。
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ウーバーイーツ配達員は確定申告が必要
配達パートナーは個人事業主に分類されるため、自ら確定申告をして各税金を納める必要があります。以下、ウーバーイーツの確定申告における注意点を見ていきましょう。
下記に挙げたのは、配達員が確定申告をしなくてはならない3つのケースです。
- ウーバーイーツの本業所得が48万円を超えた場合
- ウーバーイーツの副業所得が20万円を超えた場合
- ウーバーイーツとの掛け持ち所得が48万円を超えた場合
確定申告では「収入から必要経費を差し引いた所得」に対して課税されますが、置かれている状況によってボーダーが異なります。万が一、無申告でいた場合は、後ほど税務署から罰金と利息のペナルティを課せられることを心に留めておきましょう。
所得区分は、配達パートナー専業で「事業所得」、副業は「雑所得」に該当します。事業所得は「青色申告書」を用い、雑所得には「白色申告書」を提出するのが一般的です。
確定申告の際には、以下のカテゴリーを必要経費として計上します。
仕訳項目 | 経費の例 |
減価償却費 | バイクや自転車の購入費 |
旅費交通費 | バイクや自転車の整備費&ガソリン代 |
車両費 | 車両保険料 |
旅費交通費 | 交通費 |
消耗品費 | 配達に要する各種備品 |
通信費 | スマートフォンの通信費 |
なお、申告時にレシートや領収書は必要ありませんが、青色申告で7年間、白色申告は5年間これらを保管しておかなくてはなりません。
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ウーバーイーツの給料システムは副業向き
ウーバーイーツの報酬体系は歩合制であり、一週間ごとに給料日(報酬受取日)が巡ってくるのが特徴です。個人事業主ゆえの責任も伴いますが、副業の追い風となるシステムが、今まさに日本に根付こうとしています。
ウーバーイーツ独自の賃金システムに慣れていくのが一番ですが、万が一報酬の振り込みが遅くなっても慌てずに、1つずつ対応策をとることが大切です。
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